先週行ったある島では,4200Mもある山の
頂で夕日を見たあと星空観測をする,という
ツアーに参加した。
実は子供の頃は宇宙飛行士になりたかった
んです,私。
子供の時から星を見るのは好きで,よく二階
建ての団地の屋上によじ登って星を見てました。
宿泊先のホテルを13:30に出発して 2700M
付近にあるオニヅカビジターセンターで早めの
夕食を食べて高山病予防のため休憩を取る。
富士山の時と違って,2700Mまで普通に車で
上がってこられるうえ,トイレも水洗で,山事情
の違いにびっくりする。
富士山と違って,このマウナケアという山は,
それほどなだらかな山なのだ。
車で簡単にアクセスできるので,食料品等も
大して高くはなかった。
記念にワッペンを買った。
5時半前に頂上へ向けて出発。
しばらく進むと舗装道路からダートの道に入る。
ほこりを立てないようにをゆっくりと進む。
これは観測所のアンテナ?が鏡で出来てるので,
ほこりが付くと精度が狂うらしい。
月面のように何もない赤ちゃけた大地の上に,
きれいな球体の建物が見えてきた。
ここまで来ると,雲は遙か下に溜まって雲海となり,
空はただただ青い。
太陽も容赦なく照りつけてくるけれどもさすがに
4000Mを越えているので寒かった。
太陽が真横にあるので,自分の影も足長おじさん
みたいになが~くなっている。
山の反対側にも,雲海に山の陰が写ってた。
天文台の屋根は,これから始まるショーに向けて
準備をするように,ゆっくりと動き出した。
美しい夕焼けでした。
星空はというと,天文台の観測の邪魔になってはいけない
ので(ライト禁止),頂上から少し下ったところでガイド
さんがペンライトを使って,星や星座の説明をしてくれた。
きれいに天の川も見えたし,確かにたくさんの星や
衛星が周るところも見えたけど,行く前に言われていた
「鳥肌がたつ」ほどの感動はなかった。
やっぱりそこは田舎育ちだからなのか,それとも
一人静かに星空を見上げたかったからなのか,,?