朝起きるとやっぱり。 結局降られなかった日はなかったなあ。
そのわりには暑かった日も多かったけど。
朝6時30分に朝ごはんを食べに階下へ下りると、朝ごはんもすんごい豪華~!!
おおきなシャケに温泉玉子、ちりめん大根おろしと冷奴、ひじきとお豆の佃煮に
デザートにみかん!! 今回はみかんづいているなあ。
しかし相変わらず食欲はなく、朝も残してしまった。
食事のあとにお会計を済ますと、宿代がたったの5800円で洗濯機と乾燥機
使用代が200円で合計6000円。安すぎっ!!
奥様いろいろとお世話になりました。
記念にというか,私の白衣がかなりボロボロになってしまったので,ここで白衣
を購入して文字入れをしてもらおうかと真剣に考えてしまった。
自分が好きなお寺でいつか白衣を新調したいなあ。
そうして7時過ぎに宿坊を後にする。
そぼ降る雨の中,ごく自然に3人で歩いていく。
普通は気が合う・合わないに関わらず,けっこう時間をずらして出発することが
多いんだけど,・・・
なんだろうなあ,合うんだなあ。
(と私だけが思っているのかもしれないけど。)
さて,キラメッセに下る道は道標もしっかりしていて迷うことはないけれど,途中
からかなり急で足場の悪い道になったので,おしゃべりする余裕もなくなりひたすら
に下っていったのだった。
かなり下って55号線横の旧道にやっと出た。思っていたより長かったなあ。
旧道はあまり車も通らないし,安心しておしゃべりが出来る。(笑)
3人ともお互い山登りが好きで,順作おじいちゃんは昨年まで年2回ほど3000m
級の山に息子さんと登りに行っていたそう。
それもテント泊!!すごっ!
3000mの山かあ。富士山だけだな,私・・・。
Iさんも田舎が長野なので,ちょこちょこ登られているようでうらやましい。
長野で現地集合にして私を山登りに連れてって~!なあんて。
こんな話しをしながら歩いていると吉良町に入った。
大きくはないが,昔ながらの風情が残る街道で私の好きな場所の1つ。
思い出のパン屋は今日は開いていたけど,なんとなく入りにくい。入ってもなんと
言ったらいいやら・・・。でも,やっぱりお礼言ったら良かったかなあ。
このころになると雨が止んだので,ポンチョを脱いで歩けるようになった。
吉良の町を抜けて55号線に合流するところにとてもきれいな休憩所が出来て
いて,トイレもあったのですかさず休憩する。
今日はもうどうにもマメが痛くて,歩いてしまえば感覚が麻痺してなんとか歩ける
ものの,靴下を脱いで休憩するとまた痛みがぶり返してとても辛い。
一日目に無理するとその後が大変だと再実感。
今日は18キロ先の奈半利で打ち止めにして二十三士温泉に入るつもりなので
「あと12キロ!」と言い聞かせながら歩くのだった。