ナイスちょっとな健康維持

健康維持がテーマ。健康維持は日々の積み重ね。気楽にちょっとずつ続けてナイスでいよう。薬剤師が発信します。

ガルベストンの賢い石鯛

2005-09-23 09:55:57 | アメリカ
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ハリケーン「リタ」がやってきてテキサス州のガルベストン全域に避難命令が出たらしい。内陸のヒューストンでも大パニックのようだ。心配。

テキサス州ヒューストンでは4年半暮らした。1995年だったかな。テキサス州ヒューストンから車で2時間くらい南下したところにあるガルベストンに遊びに行った。そして海沿いの道路を車で走った際に驚嘆した。そこは私が知っている湘南海岸と同じだったから。一瞬、湘南にいるのかと我を疑った。

何が同じかというとまず海の色。そして、驚嘆するほど類似していたのは、海から道路までの距離、すなわち、砂浜の広さと砂浜から道路までの高さが同じなのだ。実際に地図で見ると、メキシコ湾に浮かぶガルベストンの縮図と相模湾に浮かぶ江ノ島が重なる。

ガルベストンにある桟橋でのフィッシングは思い出深い。その日、たった一度釣をする為だけに、釣道具一式揃えて向かった。何が釣れるのか、また、餌は何なのかが想像つかなかったので、とりあえずルアーも2~3個オシュマンズでそろえた。ちなみに、私は、中学生の時に「つり人」のグラビアで紹介されるくらい釣吉だった。

さて、現地で餌が売っていたので覗いてみたら私が知っている釣り餌の「ゴカイ」だとか「イソベ」とは違った。エビが大き目のお弁当箱いっぱいくらい入っていてたったの3ドル。エビで釣りするなんてそんな贅沢して本当にいいのかしら、と思いながら、エビをしっかり針につけて投げ込む。するとほとんど入れ食い状態。釣れたのは、ピカピカに光る「鯵」かと思いきや、鯵とはちょっと違うらしい。小骨が多くて食べられないと聞いて逃がしてやった。

桟橋といっても、かなり高さがあって海面ははるかかなた。ふと海を覗き込むと桟橋の橋げたに間違いなく石鯛がいるのが見えるではないか。

「うわっ、鯛だらけ」

しかもうようよいる。石鯛の縞がはっきりわかる。なるほど、エビで鯛を釣ればいいという事か。すると誰もが考えるのが、石鯛がいる橋げた付近にエビを落とす。私もやってみた。ところが、まったく見向きもしない。何時間かねばったがエビで鯛は釣れない。そこで考えるのが撒き餌。針無しでエビを撒いてみるとなんとちゃんと食べている。 

「。。。。。」

釣堀の鯉が餌の状態を見て学習するのは容易に想像つくが、果たしてこの野生の石鯛はどうやって学習したのだろう。一度釣られた石鯛も海に返されているという事なのかな
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