ナイスちょっとな健康維持

健康維持がテーマ。健康維持は日々の積み重ね。気楽にちょっとずつ続けてナイスでいよう。薬剤師が発信します。

レーザー治療

2007-09-17 15:17:21 | メディカルサイエンス
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5年前の夏だった。ゴルフのラウンド前半2ホール目くらいから急に右ひじ関節付近の筋肉に激痛が走った。その日はスルーラウンドではなかったので、9ホール終わってから食事休憩が入った。夏のゴルフのランチといえば、冷えたビールで体を涼めて、後半のスコアの乱れのエクスキューズをランチビールのせいにするのが常だ。その日も当然のごとく中ジョッキをオーダーした。乾杯をしようと思いきや、右手で中ジョッキが持てない。痛くてゴルフが出来ないっつ~のは、まぁ、ありかと思うが、痛みでビールジョッキが持てないなんて、なんともいえぬ情けなさを感じた。

その日は、そうはいっても、18ホールこなした。ドライバー振り切って「痛っ!」と小声で叫びながら周っている状態。痛いといえば、肘への負荷は、ティーアップするファーストショットより、グランドを叩くセカンドショットの方が大きい。ファーストショットでは、「痛っ!」と小声、セカンドショットでは、「痛いっ!」と大声で叫んでいた、と言うほうが正しいかもしれない。ただ、セカンドショットは、一緒にプレイしている人が必ずしも近くにいるという事ではないので、その点リアクションに気兼ねはしない。

体が温まっている(というか熱い)ラウンド中は意外と痛みも強く感じないものだが、プレイが終わって、体の熱りも冷めた頃、じわじわと肘付近の筋肉の痛みが頂点に達してきた。なので、帰路はビールのジョッキどころではない。とにかく激痛を抑えたく、久光製薬のモーラステープを貼って三共製薬(今で言う第一三共製薬)の消炎鎮痛剤ロキソニンを服用して急場を凌ごうと試みたがだめだった。痛みをこらえて内房から都内へ辛い帰宅だったのを覚えている。


翌日、痛みをかかえて整形外科へ転がり込んだ。最初、低周波治療といわれたので、反論した。そんな軟弱な治療で治るとは思えなかった。そしたら、レーザー治療を提案してくれた。ペン先を患部にあてている他人の姿はよく見たが、自分で使うのは初めてだ。そもそも、そんなので治るものなの?と疑問をよそに、意外にも、日々改善をしていった。5秒間隔くらいで、設定されたレベルのレーザー照射がされる。ペン先部分とその深層部までにじわりとした温感を得る。皮膚の表面から傷んだ深層部の筋肉に向けて自然治癒を促す温感を与えているという不思議な感覚。医者に対して治療方針に文句を言うのは考え物だが、一方で、言ってみるというのも時には重要。対処療法を選択せざるを得ない医者はきっと医者なりに迷いがあるに違いない。

ところで、レーザーといえば、色々な場面で活用されているようだが、こうやって実際に使ってみたところでレーザーの実態が全く持ってわからない。最近は、手首の調子が悪いときに、たまにレーザーをうってみるが。「調子がよくなる」という結果だけは知っているが、よく考えてみたら、そもそもレーザーってなんなんだろうなぁと疑問はもつが調べたことは一度もない。物体ではなく光線だから、きっと実態をつかみにくいのだろう

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