そば屋で食べるかまぼこって、美味しいと思いませんか。
ごつごつした平たい陶器に、分厚く斬られたかまぼこが五、六切れ。かまぼこはあくまでも真っ白。表面が瑞々しく光ってる。
箸でつまみ上げると、ごてっとした頼もしい重量感。まずは何もつけずに一口囓る。
もっちりと歯から離れて、心地良い弾力感と品のいいかほり。やがて咀嚼が進んでかまぼこは細切れになるのだけど、舌の先でぐっと押しつけると、魚のすり身感覚がある。
僕はそば屋に行くと、出てきたかまぼこの出身地を訊くことが多い。今のところは小田原出身のかまぼこが一番多かったけど、これは東京でかまぼこを仕入れるとなれば当然かもしれない。
写真:立川『田堀』
ここのオススメは焼酎そば湯割りだっ
しかしこの美味さの一番の要因は、店の雰囲気によるところが大きいのではないか、と密かに思っている。
「ああ、俺もようやく、そば屋で酒を呑めるようになったなあ」としみじみし、ショーユを拒んでワサビでかまぼこを囓る。地酒をぐいっとあおる。
「そばがきのボウバクとした味もいいんだよな...」(漢字書けない)
「ご主人、だし巻きももらおうかね...」
などと、あくまでも「...」を重視する。恥ずかしがってはいけません。
なお、そば屋に入るときはなるべく一人が好ましい。間違っても体育会系10人組などでなだれ込まぬこと。
恋人と差し向かいになった状況では、
「このツヤね、これが大事」
「そばをカリッと揚げたものがあるんだよ」
なんて通ぶることも可。
無論、相手が長年連れ添った細君なら、
「どうでもいいけど、あんまり飲まないでよ」とたしなめられることでしょう。
…でも、何で蕎麦屋で蒲鉾なの?(知らんおろち~)
私は厚焼き玉子は甘過ぎて普段は食べる気がしないのですが、そば屋の厚焼き玉子は美味しく食べることができます。
そば屋で飲むって、結構難しいですよね。
さすがはハヤトさん、粋に飲まれているようですね。
ちびまるさん
デビューしたときはキンチョーしましたけど、酔ったもの勝ちですね。
そば屋の厚焼きは出汁がきいてて最高です!
マサル君
おい、どうだい。
君もこっちへ来てあがりたまえよ。
秘書さん
ああ、音声は聞けない...
キチンと発売されたから? あー、すごくこれ聞きたかった(フラッシュで)とこなのだ。タイムリーだったのだ。
かまぼこと海苔と日本酒・・・そして締めに美味い蕎麦・・・
う~ん、日本人でよかった~!
ともやすさんの端材の漆器も、そば屋に合いそうですねえ。
日本人で良かった(´▽`)
だいなごんさん
ついにニアミスだあ♪
砂川九番の角のビリヤード屋さんに、よく行ってました。まだあるのかな?
あと、ムラウチで家具を買いました。それからそれから...。
国立音大のすぐそばに住んでいたのですよう。
なんだか、かまぼこ食べたくなってきました。
そっか、そば屋でかまぼこっていいなぁ。
筆者は佐藤隆介さんなのですが池波正太郎さんの
真似をして蕎麦屋で艶のいい黒海苔で酒を1本、
天ぷら蕎麦を食べて1袋百円の揚げ玉を土産に買う
くだりがあって、いやしい私はよだれをたら~り。。
あ~~蒲鉾も天ぷら蕎麦も食べた~い♪