![20100514img_6091 20100514img_6091](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/d9/b8466f62b232e809e144e0c355a6ea39.jpg)
スマート、ミニなど小型車多しパリ市内
パリ2日目。
初めてのフランスということで、気持ちが昂ぶっている。
昂ぶったあまり、昨夜はすごい経験をした。
ホテル近くのカフェで夕食を摂ったのだが、メニューに
[ソーセージ、XXXXXX]
というメニューがあったのだ(フランス語で書いてあったが)。
食いしん坊の僕はてっきり、このXの連続が
(これはスペシャルにウマいんだろうな)
という意味に取った。そこでギャルソンに「これはウマいのか?」と英語で念を押すと、彼は手の平を下にして、船が揺れるように、手を動かしたのである。
(ま、悪くないんでない)
こう、言っているのだと思った。そこでそのXXX...を注文したのだが、これが、凄まじかった。
![20100514img_6089 20100514img_6089](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/24/a5829954d7e32a08fb4ed01c56426090.jpg)
ヴァンドーム広場に面したお店
左側の店だけ外壁を掃除してるのが分かる
それは、強烈なアンモニア臭の混ざった、臭い臭いソーセージだったのである。
焼きとん屋で、白モツと言われる部分がありますね(豚の小腸など)。これを、日本では匂いを消すために、焼酎で洗ったりして下ごしらえをする。
そういう部分を、あまり下処理せずに短く切って、それを腸詰めの中身にした感じ。
「うわわわっ」僕は届いた皿を前に、のけぞった。
「うわー、こっちまで匂ってくる」細君が非難する。
勇気を出して食べてみれば、やはり臭い。モーレツにブタ臭い。
頑張って半分以上は食べたのだが、あれはきっと、田舎料理なんだろうと思う。
初日からそんな洗礼を受けたおかげか、パリがぐっと身近になったのでありました。
![20100514img_6090 20100514img_6090](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/2a/ac4f46d0e797c21cec7e6d1e77049ecc.jpg)
これ、何と建築現場の事務所なのだ
ちゃんとデザインしてるんだなァ
![20100514img_6095 20100514img_6095](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/19/5c097e7c7219e372a2073ab3218f4471.jpg)
カラフルな郵便局
![20100514img_6117 20100514img_6117](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/86/8c57210fe01485baf3b4f374e32acfb5.jpg)
ところで、クレーンとは、英語で鶴のこと。
日本のクレーンは、どう見たって鶴には見えないんだけど、欧米のクレーンはこんなカタチをしている。
なるほど、鶴にも見えるなと納得であります。
![20100514img_6105 20100514img_6105](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/bf/249feac04f9c9dd179e6630062a90ba6.jpg)
雨が降ったり、やんだりしている。
寒い。セーターとコートでちょうどいいくらいだ(5/14時点。パリは例年よりずっと寒かったらしい)。
オペラ広場にある[カフェ・ド・ラペ]で昼食を摂ることにした。
左のクロック・ムッシュが17ユーロ(約1900円)。
右のサンドイッチ、パリジャンが13ユーロ(約1500円、115円換算)。
さりげなく値段を書いたけど、何とお高い昼食であることよ!
円高・ユーロ安の状況で、この値段なのだ!
しかし、実に美味かった。バゲットは中がみっちりと詰まった香ばしいパンで、ハムもチーズも素晴らしく美味。
![20100514img_6114 20100514img_6114](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/24/626f863d6ff38ab760fac12a6c6ccdaa.jpg)
世界最古のデパート[ボン・マルシェ]で缶詰チェック
![20100514img_6118 20100514img_6118](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/a9/a295bae74798729abace7c18a8be5216.jpg)
ついに本降りとなって、カフェに避難する。
しかし人の思うこと、みな同じであります。憧れていた[ドゥ・マゴ]には入れず、隣の[カフェ・ド・フロール]に腰を落ち着けた。
![20100515img_6122 20100515img_6122](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/2a/78eef4cdbf01db99c708a51b86575230.jpg)
この日。
夕飯は、本場のタルタルステーキ(牛の生肉。ユッケみたいなもの)が食べたかったので、パリで一番美味いという[ビス・ドゥ・セヴェロ]へ行った。
タルタルも美味かったが、ワインも良かった。前菜にサラダ、メインにタルタルステーキで充分の量がある。
(生ハムサラダ・約1380円、タルタルステーキ・約1800円)
最後に店主と話しをすると、
「日本人がシェフで修行している。話しをしていきなよ」
という。そこで厨房に入ると、いましたいました。紛う方なき、日本の若い男児が。
頑張って修行して、日本にもウマいタルタルステーキのお店を開いておくれ。
![20100515img_6125 20100515img_6125](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/7b/384f67d7f88f37dd93c409870ef2015c.jpg)
5月でセーターだなんて 北海道と変わらんしょ。
カフェのランチも生唾ごっくんだし
はやとさんの笑顔が旅を楽しんでますね~[E:restaurant][E:cafe][E:wine]
缶詰はどのくらいゲットされましたか?[E:catface]
でも、今は平年並みに、急に暖かくなったらしいです。
缶詰はフランスで20個くらい、ギリシアで10個くらいです!
うふふ。
失敗だってなんのその~♪ですよね!
>失敗だってなんのその~♪ですよね!
まさに、そのこと。
不味いのを食べたり、電車に乗り遅れたり、お土産を税関で没収されたり。
こういうことが、ずっと最後まで記憶に残るものなんですよね。
人生の思い出も辛いことの方が後から思い出すことが多いかも。(笑)
くさ~いソーセージの件は、こうしてブログネタにもなったし、食べた元は取れましたね。(笑)
タルタルステーキって、見た目挽肉っぽいですね。
ワタシはやっぱり肉は火が通ってる方が好きかなあ。
魚は生でも平気になったけど、子供の時は肉も刺身も食べられなかったし。(食わず嫌いでしたが・・)
内臓系はいまだに苦手なので、ヨーロッパとか行ったら結構ソレ系のお料理ありそうで、どきどきすることでしょう。(笑)
フランスでクルマっていうと、ホンダのCMを思い出します。
グルグル凱旋門の辺りを回ったりするやつ。(笑)
小型車が多いってことは、やっぱりエコを意識してるのかなあ?
でも、煙草はポイ捨てなんですよね。(笑)
>後から思い出すことが多いかも。(笑)
まったく、困ったもんです。あとで笑えることなら、まあ、いいか(謎)。
フランスは食の国とも言われるらしいけど、やはり内蔵系の料理にはこだわりがあるみたいです。
開高健も、パリで腎臓の煮込みを食べたときに、
「完全に臭みを消してない。そこが美味い。さすがや」
というコメントをしてました。
内蔵系が苦手なぽんすけさんなら、このコメントだけでもNGではないか知らん。
ホンダのCM、憶えてないです。どの車種だったかなー。
小型車ばかりなのは、パリ市内の駐車場が極端に少なくて、みんな路駐してるからです。
エコ意識だと良かったのにねェ。
カッコいい小型車に乗った、カッコいい女性が、車を駐めたところで車窓から「ぽいっ」とタバコを投げ捨ててました。
日本人から見れば「百年の恋も冷める」ってやつ。