今月は、日テレの深夜番組とJ:COMというケーブルテレビの番組に出演することになった。
今のメインの肩書きである『缶詰博士』として出るのだ。
放送日などはいずれお知らせしたいと思うのだが、この仕事の中で
「これまでの略歴、学生時代の写真を送って下さい」
という依頼があった。
そこで学生時代の写真を引っ張り出してみると、なかなか感慨深いものがある。
とにかく多趣味だった。
サークルはジャズ研をちょっと囓って、ハンググライダー部に転向。
日常はスズキの400ccのバイクを乗り回すのが何より楽しかった。
かと思えば年に数回はキャンプをやった。同級生と大菩薩峠に行ったのは、今でも楽しい想い出だ。
ほかにもオーディオに凝ったり、絵を描いたり、料理をしたり、興味の対象が実に多かった。
しかし肝心の勉強はさっぱりだった。
好きな科目だけはとことんやるが、それ以外はまったく放置するという、非常に高効率を追い求めた学生であった。
今日叫ばれる「選択と集中」を、学生時代から実践していたのであった。
そうして今年9月に、44歳となった。
今まで好きでやってきたことが、今の仕事にすごく役立っている。
いわゆる“引き出しの多い男”となったのである。
どんなことでも、好きなことはずーっとやり続けたほうがいいのですなァ。