ゆっくりとした動作には威厳がともなう

　と、昔の文人は言っていた。
　とすれば僕の行動は、まったく威厳に欠いてる。
　いつも効率よく動こうと、二つ以上のことを並行作業している。
　その結果、ばたばたしたわりには作業も進まず、体力だけ消耗しているのだ。
　こういうの、きっと性分なんだろうなァ。こうして自己分析しても、どうせまた同じことをやるんだから。
　今年もとうとう最終日。この年末はとくにいろんなことがあった（というより、今もいろいろやりながらこの文章を書いている）。

　これは一昨日の築地会の様子。
　築地会とは写真家のmichihoさんが主催する飲み食い会。
　建築家、照明デザイナー、写真家、染色デザイナーなどクリエイターが多く集まる会で、僕も初参加させてもらったのだ。


　ビールがケース単位で消費され、１カ月分のカロリーを一気に摂取できるステキな会。また参加したい。


　そしてこちらは、JR山手線大崎駅の構内にあるブックエクスプレス（JRがやってる本屋さん）。
　ポップを持って営業に行った結果、僕の『おつまみ缶詰酒場』をどーんと宣伝してくれたのだ。
　もう、感涙であります。

　ところでこの本は、今月18日に亡くなった祖父に捧げる本となった。
　産経新聞の記者を務め、退職後は日本で唯一のマスコミOB会を立ち上げた偉大なじいちゃんでありました。
　そのじいちゃんが元気なうちに、著作本を見せることが、僕のひとつの夢だったのだ。それはなんとか、叶ったんであります。

　それではみなさん、どうぞどうぞ良いお年を！！