いわき市原発の安全性を求める会と相馬・双葉現地連絡会の共催で「早わかり 地震と原発」学習会がありました。
「連続学習会」の第1回目で、3月7日に第2回「原発とカネ」、4月4日に第3回「原発は環境にやさしいか」を予定しています。
「話題提供」として報告するのは原発問題住民運動全国連絡センター筆頭代表委員の伊東達也さん。
私が開会あいさつと進行役。
地球の表面をおおうプレートの運動、国の審議会やワーキンググループに至るまでものごとが決まる過程の情報公開、立地地域住民の意識、国や電力会社とも共有できる問題、などなど、いろいろな疑問と意見が出し合われ、たいへん有意義でした。
家にもどってから、ペロの散歩をかね、通信「かけはし」をご近所220軒余りに配布しました。この間ここにも書いてきましたが、「市立病院民間移譲計画案」を白紙に戻し、いわき市の地域医療再生のための十分な議論が必要、との考えを今回は書きました。
夕刻からは小名浜地区労の赤旗開き。宮川さんと出席しました。
坂本議長代行と連帯の握手。
ある日のペロの散歩。どうもすいません。
市立常磐病院の民間移譲プラン案をめぐって、ある病院の事務長さんをたずねて懇談しました。
彼は、市内に買収する余力がある民間病院はないし、仮に市外から来たとして、医師など数人を連れてきてくれたとしても、300ベッドを持って経営するために、市内病院から医師や看護師などに移ってきてもらう、となれば、どこの病院も汲々としているときに、たいへんな事態になる、と、まくし立てるようでした。
なによりも、救急医療をはじめとして、市が責任を持たなければいわきの医療は完全崩壊し、住めるような地域ではなくなる、とものすごい危機感。
ほかの病院の事務幹部のみなさんや医師などともそんな話を交わしている、とのことでした。
やはり、市立常磐病院民間移譲計画を今年3月に決定するという市の姿勢は、大間違いという感を強くしました。
『思いやり予算と米軍天国』(安保がわかるブックレット④、安保破棄中央実行委員会)を読みました。
驚く事実が満載です。見出しを拾うだけでも、「世界に例のないグアム移転費」(沖縄海兵隊のグアム移転費7100億円)、「米兵による凶悪・強姦事件の賠償金も日本が負担」、「税金も、消費税もなし、有料道路料金は日本政府が肩代わり」、「豪華な施設、すべて日本の税金で」(たとえば横須賀米軍基地に建設された「艦隊レクレーション・センター」は5階建、総面積2万8000㎡、ウェートトレーニング室、エアロビクス、スカッシュ・コート、バスケットコート、ゲームセンター、プール、バーなどがすべて日本国民の税金)、「30年間で日本の税金、なんと5兆円超投入」、などなどです。
昨年4月17日に紹介した『日本の軍事費』とあわせ、もっともっと多くの人に知ってもらいたい事実です。
東京都内で「改正生協法対応 通常総代会準備説明会」がありました。
正午前に上野駅到着、少し歩いて最初に目にしたラーメン屋さんへ。
3人で行ったのですが、1席1席が仕切られている半個室のカウンターへ案内されました。世界初の「味集中カウンター」と銘打たれています。
1人で行って味わう人が多い地域では「個」を重んじた「個食」でとてもいいかも。
友達どうしで食べる楽しみを味わったり、となりの人がおいしそうに食べる様子をみられるのが食事の本質、と思う人には「孤食」のようでなじめないかも。
先日の静岡からの帰り、上野で購入した『原発と地震』(新潟日報社特別取材班著、講談社)を読みました。
07年7月16日、柏崎刈羽原発設計時の最大地震の想定を大幅に超える揺れで、動いていた原発がすべて止まった中越沖地震が新潟県を襲いました。
同年8月16日から1年間、「揺らぐ安全神話 柏崎刈羽原発」の長期連載と特集三編をまとめたのが本書です。
昨年度の日本ジャーナリスト会議・JCJ賞と日本新聞協会賞の2つを受賞した報道記事で、中越沖地震が警告したことを示すこと、過去を掘り下げて新たな事実を発掘すること、原発の問題を多角的に検証すること、わかりやすく伝えることの4点に力点を置き、全国の立地地域にも共通する課題であることを示したいとする意欲がほとばしっています。
正午前に上野駅到着、少し歩いて最初に目にしたラーメン屋さんへ。
3人で行ったのですが、1席1席が仕切られている半個室のカウンターへ案内されました。世界初の「味集中カウンター」と銘打たれています。
1人で行って味わう人が多い地域では「個」を重んじた「個食」でとてもいいかも。
友達どうしで食べる楽しみを味わったり、となりの人がおいしそうに食べる様子をみられるのが食事の本質、と思う人には「孤食」のようでなじめないかも。
先日の静岡からの帰り、上野で購入した『原発と地震』(新潟日報社特別取材班著、講談社)を読みました。
07年7月16日、柏崎刈羽原発設計時の最大地震の想定を大幅に超える揺れで、動いていた原発がすべて止まった中越沖地震が新潟県を襲いました。
同年8月16日から1年間、「揺らぐ安全神話 柏崎刈羽原発」の長期連載と特集三編をまとめたのが本書です。
昨年度の日本ジャーナリスト会議・JCJ賞と日本新聞協会賞の2つを受賞した報道記事で、中越沖地震が警告したことを示すこと、過去を掘り下げて新たな事実を発掘すること、原発の問題を多角的に検証すること、わかりやすく伝えることの4点に力点を置き、全国の立地地域にも共通する課題であることを示したいとする意欲がほとばしっています。
きのう3日の衆院予算委員会での審議の様子を報じる「しんぶん赤旗」の記事です。
質問に立った自民党の5人のうち、保利耕輔、野田毅、田野瀬良太郎の3人が消費税増税の必要性を迫り、麻生首相、与謝野経済財政担当相がそろって増税への姿勢、増税実施への執念を見せたやりとりです。
田野瀬氏に至っては、「消費税を上げるまでに、衆院議席を大幅に削減する」と要求、まさに「身を削る」ふりをしながら「民意を削る」ねらいです。
米軍基地強化のためにはお金を出し、戦闘を続けるアメリカ軍にはタダで油をあげ、自衛隊を海外へ派兵し、「それはおかしい」と考える民意を国会へつなぐパイプをなくすことには熱心な自民党の姿です。
いったい、何のために自民党が存在しているのかはいよいよ明らかだと思います。
「プルサーマル受入論議は論外」と題して、浜通り医療生協のニュースNo.46を午前中に執筆し、役員やおもな組合員へ送り、全職場に配りました。
組合員活動交流集会のポスターを持ち、市役所内の記者クラブ、新聞社を実行委員長と訪問し、開催案内をしました。
ある新聞社では2人でポスターを持つ姿を撮影してもらい、世相についてもいろいろ懇談。「少数意見を排除する雰囲気の流れは断ち切らないと」と、危機感をもっておられました。
ついでながら、市立病院民間移譲計画案に対する考えを書いたニュースもお渡しして歩きました。
交流集会参加者の手作り名札はぶじ終了。
オープニングアトラクションの「じゃんがら」や記念講演の準備状況も確認させていただき、だんだんと気持ちも高ぶってきます。
2月に入り、医療生協の東北ブロック組合員活動交流集会も間近に迫り、準備作業も佳境に入りました。きょう、あすは、400人近い参加者の手作り名札の仕上げ作業です。
さて、国会議員の定数を削減して「自ら身を削るべきだ」という流れが、自民党、公明党、民主党の各党で強まっています。
国民の民意を議会にどう正確に反映させるか、という観点でないところがミソです。要するに、増税するには議員の定数を減らすことが国民にわかりやすいし説得しやすい、ということです。
定数削減提案の中身を見ると、自民党は、衆院を単純小選挙区にすることといっしょですし、民主党も衆院の比例定数の削減です。
民意を狭める小選挙区制を大前提に自民・民主が競い合っていることが問題です。
小選挙区制は1993年、小沢一郎さんが自民党を飛び出し、八党派を束ねて細川政権を樹立し、実現させました。そのねらいは三つ。
社会党の解体・再編、自民党の中央集権化への改造、保守二大政党制の構築、これらを通じて政権交代のいかんにかかわらず、「自民党政治」の延命を図ることです。
小沢さんが「大連立」に動いてみたり、自らが代表の民主党を「政権担当能力はない」といってみたり、当初の彼のねらいが如実に現れたのが、07年参院選後の出来事だったと思います。彼のあせりだったと思います。
ともかく、政党との関係で最大のムダ遣いは年間300億円を超える「政党助成金」です。これにはいっさい口を閉ざし、民意をもっとも反映するはずの「比例」定数を削れば、比例の議席しか持たない共産党が激減させられます。
ねらいがここにあることも見ないとならないと思います。
さて、国会議員の定数を削減して「自ら身を削るべきだ」という流れが、自民党、公明党、民主党の各党で強まっています。
国民の民意を議会にどう正確に反映させるか、という観点でないところがミソです。要するに、増税するには議員の定数を減らすことが国民にわかりやすいし説得しやすい、ということです。
定数削減提案の中身を見ると、自民党は、衆院を単純小選挙区にすることといっしょですし、民主党も衆院の比例定数の削減です。
民意を狭める小選挙区制を大前提に自民・民主が競い合っていることが問題です。
小選挙区制は1993年、小沢一郎さんが自民党を飛び出し、八党派を束ねて細川政権を樹立し、実現させました。そのねらいは三つ。
社会党の解体・再編、自民党の中央集権化への改造、保守二大政党制の構築、これらを通じて政権交代のいかんにかかわらず、「自民党政治」の延命を図ることです。
小沢さんが「大連立」に動いてみたり、自らが代表の民主党を「政権担当能力はない」といってみたり、当初の彼のねらいが如実に現れたのが、07年参院選後の出来事だったと思います。彼のあせりだったと思います。
ともかく、政党との関係で最大のムダ遣いは年間300億円を超える「政党助成金」です。これにはいっさい口を閉ざし、民意をもっとも反映するはずの「比例」定数を削れば、比例の議席しか持たない共産党が激減させられます。
ねらいがここにあることも見ないとならないと思います。
午前中は医療生協の上神白(かみかじろ)支部の新年会。
今年度生まれたばかりで、小名浜生協病院にいちばん近い支部です。
ごあいさつをかね、血圧や尿などの健康チェックで自分たちの体の状態の傾向を知っておくことの大切さと、市立病院の民間移譲をめぐる問題をお話しました。
話し終えるや、正午からは、いわき北部の党後援会「新春のつどい」。
政治を変える年にすることを真剣に訴えた第一部のあいさつのあとは、第二部で、きょうもまた2人の即興のギター伴奏で「我が窮状」。
終わり近くにリクエストに応え、「乾杯」。「き~みに~、幸せ~ あれ~!」。
家にもどってペロと散歩していると、紅梅や白梅がご近所のお宅で咲き始め、春の足音が聞こえるようです。