きのう3日の衆院予算委員会での審議の様子を報じる「しんぶん赤旗」の記事です。
質問に立った自民党の5人のうち、保利耕輔、野田毅、田野瀬良太郎の3人が消費税増税の必要性を迫り、麻生首相、与謝野経済財政担当相がそろって増税への姿勢、増税実施への執念を見せたやりとりです。
田野瀬氏に至っては、「消費税を上げるまでに、衆院議席を大幅に削減する」と要求、まさに「身を削る」ふりをしながら「民意を削る」ねらいです。
米軍基地強化のためにはお金を出し、戦闘を続けるアメリカ軍にはタダで油をあげ、自衛隊を海外へ派兵し、「それはおかしい」と考える民意を国会へつなぐパイプをなくすことには熱心な自民党の姿です。
いったい、何のために自民党が存在しているのかはいよいよ明らかだと思います。