あつしが行く!!

日本共産党前福島県議会議員・長谷部あつしが日々の活動を綴ります。

「医療は完全崩壊」/「思いやり予算と米軍天国」

2009年02月06日 | Weblog


ある日のペロの散歩。どうもすいません。

市立常磐病院の民間移譲プラン案をめぐって、ある病院の事務長さんをたずねて懇談しました。

彼は、市内に買収する余力がある民間病院はないし、仮に市外から来たとして、医師など数人を連れてきてくれたとしても、300ベッドを持って経営するために、市内病院から医師や看護師などに移ってきてもらう、となれば、どこの病院も汲々としているときに、たいへんな事態になる、と、まくし立てるようでした。

なによりも、救急医療をはじめとして、市が責任を持たなければいわきの医療は完全崩壊し、住めるような地域ではなくなる、とものすごい危機感。

ほかの病院の事務幹部のみなさんや医師などともそんな話を交わしている、とのことでした。

やはり、市立常磐病院民間移譲計画を今年3月に決定するという市の姿勢は、大間違いという感を強くしました。



『思いやり予算と米軍天国』(安保がわかるブックレット④、安保破棄中央実行委員会)を読みました。

驚く事実が満載です。見出しを拾うだけでも、「世界に例のないグアム移転費」(沖縄海兵隊のグアム移転費7100億円)、「米兵による凶悪・強姦事件の賠償金も日本が負担」、「税金も、消費税もなし、有料道路料金は日本政府が肩代わり」、「豪華な施設、すべて日本の税金で」(たとえば横須賀米軍基地に建設された「艦隊レクレーション・センター」は5階建、総面積2万8000㎡、ウェートトレーニング室、エアロビクス、スカッシュ・コート、バスケットコート、ゲームセンター、プール、バーなどがすべて日本国民の税金)、「30年間で日本の税金、なんと5兆円超投入」、などなどです。

昨年4月17日に紹介した『日本の軍事費』とあわせ、もっともっと多くの人に知ってもらいたい事実です。