あつしが行く!!

日本共産党前福島県議会議員・長谷部あつしが日々の活動を綴ります。

民間移譲に危機感/模索する時間こそ必要

2009年01月28日 | 日々の活動
きょうもまた、市立病院の民間移譲プラン案に危機感を持つ開業医から電話がありました。

ともかく、移譲対象の市立常磐病院長がその話を市から聞いたのが昨年10月下旬。院長は「急展開で驚きました」と語っていました(「日々の新聞」08年12月15日号)。

常磐病院もメンバーのいわき市病院協議会に市から伝えられたのは12月1日で、このことを討議する会長名の臨時総会通知では「唐突」の表現もあります。



市議会議員には11月26~27日にその骨子案を説明して12月議会で質疑を受け、今年に入って1月9日からあしたまでの21日間、市民意見(パブリックコメント)を募り、来月26日に開会する市議会2月定例会にはプラン最終案を示し、3月下旬には「案」を取ったプランにする、というスケジュールです。



今年度中に策定すれば受けられる地方交付税措置や赤字債の発行が認められる「財政支援策」は、市当局にとっては「アメ」であっても、市民にとっては命を削るだけの「ムチ」のようにしか私には思えません。

市民、医療従事者、行政が知恵を出しあっていわき市の地域医療再生策を模索する時間をとらなければならないときに、性急で乱暴な進め方はやめるべきです。




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