あつしが行く!!

日本共産党前福島県議会議員・長谷部あつしが日々の活動を綴ります。

「教育破綻が日本を滅ぼす」/教育長辞意/暖を取るハト

2009年01月15日 | 日々の活動



『教育破綻が日本を滅ぼす!』(尾木直樹著、KKベストセラーズ・ベスト新書)を読みました。

そしたら福島県の教育長が任期を3年残して辞意を表明(13日)のニュースに接し、ちょっとびっくりしました。

この本は、「都道府県ならびに市町村教委が機能を正常化し、現場の教師や保護者、子ども達から信頼され頼りにされる存在になれば、間違いなく日本の教育は再生できます」と熱っぽく語ってくれています。

もちろんそれが簡単なことではなく、大分県での「教員偽装」といっていい昨年の大事件はじめ、「“教師は立ち去り”子ども達が自己肯定感をもてず自信喪失に陥って次々と“壊れている”現状」を「引き起こしている真犯人はどうやら一番身近な教育委員会であることがはっきりしてきました」という認識が著者にはあります。

教育長といえば、教育委員会の事務局長ですから、福島県の教育委員会もこの本の提言にそった「再生」がはかれれば、などと思った矢先でした。

彼が農林水産部長や総務部長を務めていた際に、議会の内外でもざっくばらんにやり取りし、話をしやすい幹部だっただけに、これが責任の取りかたなのかは少しばかり疑問です。



「暖」を取りに来たのか、職場の入り口のハト。