‘「いわき市暮らしの伝承郷」ホームページから「中山青年会」のじゃんがら’
医療生協の東北ブロック組合員活動交流集会のオープニングで「じゃんがら念仏踊り」をしていただく予定で、打ち合わせをしました。
いわき市指定無形民俗文化財にもなっていますが、それぞれの地域で親たちから見よう見まねで継承していて、地域ごとにいろんな差異があるそうです。
『観光パーフェクトガイド いわき』(歴史春秋社)によると、いわき市に伝えられたのは江戸時代のはじめで、1671年には「念仏踊りを行なうのは結構だが、大勢で華美にやってはいけない」とお触れが出されるほどに受け入れられたようです。
ところが明治に入り、1873年には、“男女が徒党をなし、夜遅くまで遊び歩いて言語道断、文明開化の今の世の中にあってはならない”と禁止令が出されました。
‘2年前、同級生を供養する友人たちのじゃんがら’
それによって一時は衰退したものの、その後は息を吹き返し、明治中ごろには現在目にするようなものにまで復活した、とのこと。