あつしが行く!!

日本共産党前福島県議会議員・長谷部あつしが日々の活動を綴ります。

「今日の日米同盟」/つどい/言いたいことを言い切った期待

2009年12月27日 | 日々の活動



『今日の日米同盟』(安保破棄中央実行委員会編集・発行)を読みました。

「安保がわかるブックレット」シリーズの「5」で、総選挙前の今年6月の発行です。

来年2010年は、現行安保条約が調印(1960年1月19日)・批准(同年6月23日)されてから50年。この条約は、1951年9月8日、サンフランシスコ講和条約調印直後、アメリカ陸軍第六軍団集会所で、吉田茂首相がたった一人で署名した旧安保をひきつぐ形で改定されました。

旧安保にはなかった「相互協力」という言葉が加えられ、米軍基地を維持するばかりか、自衛隊が米軍といっしょに行動する「共同対処」を明記しました。

日本有事に対処する名目はいつしか極東有事に、そしてまた周辺事態に、いまやアフガニスタンにもイラクにも米軍が戦争するところはどこにでも自衛隊の防衛対象範囲が広がりました。要するに世界中です。

本書は、仮想敵をつくりだして軍拡を進める軍事同盟が世界の大きな流れとはさかさまなこと、日米安保が日本の平和・日本国民のくらしに害悪を与えてきた事実を、ブックレットという限られた範囲ではあっても、浮き彫りにしてくれています。

民主党がこの安保と、これを前提にした核兵器や米軍殴り込み部隊による「抑止力」にしがみつくことが、いかに時代遅れで危険なことか、よくわかると思います。



きょうは、小名浜地域で来年参院選候補予定の岩渕友さんと「日本共産党と語るつどい」に参加しました。

いつもご支援していただくかたのご自宅をお借りし、ご近所のみなさんにつどっていただきました。

「くらしに困っていない人なんかいない」「鳩山さんにはほとほと失望」「米軍基地があっても困るが、なくなると日本は大丈夫?」「民主党は公約した政策の財源はけっきょく消費税なの?」と、話がつきません。

「年間5兆円近い軍事費にメスを入れるとか、もうけをためている大企業や大資産家の減税や優遇策にメスを入れるとか、やっぱり共産党しかいえないし、できないんじゃないの」と、期待の声が寄せられます。

言いたいことを言い切るこうしたつどいは、はなはだ貴重だとつくづく思います。