あつしが行く!!

日本共産党前福島県議会議員・長谷部あつしが日々の活動を綴ります。

県党会議/新しい政治への胎動/「抑止力」呪縛の鳩山首相

2009年12月26日 | 日々の活動



1月の第25回党大会へ向け、県党会議がありました。

私は県議補選での全県からのご支援に感謝しつつ、国民が主人公といえる政治実現へ向けた過渡的情勢のもと、新しい政治をつくる国民の「自覚と力量の前進を後押しし、促進する」と指摘されている決議案を補強するつもりで発言しました。

いわき市内での市立病院の存続・充実を求める市民運動、後期高齢者医療制度廃止へ向けた小名浜地域の長寿会での学習・署名、地域づくりを考えるNPO主催の研修会など、私の体験に基づいて感じた市民の新しい政治への胎動です。



帰りの車の中では、鳩山首相が「抑止力の観点からみて、グアムにすべて普天間を移設させることは無理」と発言した、とラジオニュース。

「宇宙人」とか何とかの問題でなく、この人に責任ある言葉があるのかいよいよ疑問です。

「抑止力」とボンボンは言いますが、抑止力は「使う」ことが前提です。
核兵器についてですが、アメリカの元国務長官ジョージ・シュルツ氏は「核兵器は非道徳だ。…何十万、何百万という人が死ぬとわかっている核兵器を落とせるわけがない。文明国の指導者なら核は使えないのだ。使えなければ抑止力にならない」。

日本の米軍基地からは、60年代後半のベトナム戦争でも、90年代の湾岸戦争、中東危機でも、爆撃機・空母・海兵隊が出撃しました。
アフガニスタン報復戦争でもイラク戦争でも戦争の最前線基地です。

人殺しのために実際に出撃するから抑止力なのです。日本防衛とは無関係の、「殴りこみ」専門部隊が配備され、アメリカの侵略的な世界戦略の一大根拠地として具体的に機能していることが抑止力なのです。

だから沖縄に米軍基地が必要だ、というのでは、自民党による米軍呪縛政治と変わるところはありません。