はるかのひとりごち。

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広島で「宿題」の旅!その3:憧れの純喫茶

2008年07月15日 23時01分33秒 | たびろぐ西日本。

甘くて美味しい「二重焼」を食べた後、
いよいよ、今回の旅のきっかけとなった「宿題」の場所へ!
「甘党たむら」さんのすぐそばにある、こちらの「純喫茶パール」さん。
ここがわたしにとってずっと気になっていた場所、「宿題」そのものなのです。

実はこの写真、去年のさよなら「みよし」の旅のとき、
広電のグリーンムーバーマックスに乗って、宮島へ向かう車内から撮影したもの。
広島の駅を出てすぐ、「猿猴橋町(えんこうばしちょう)」電停の手前で一旦停止したとき、
目の前に飛び込んできたそのイデタチに、心を奪われてしまったのです。
ほんとはそのときの記事中に登場させようと思ったんだけど、
宮島から戻ってきてお店の前まで行ったのに、
簡単には入れてもらえないような、そんな雰囲気に圧倒されて、
入る勇気が出なかったわたし。

「いつかまた広島を再訪したとき、お店に入れたら書こ。」

と、記事にするのを見送ったのでした。
そのくらい、並々ならぬ決意(大ゲサ)をもって旅立った、今回の広島の旅。
こうして書いてるということは…、その夢を果たせたというわけなのです~♪


建物自体はもちろんのこと、この大きな明かり取りの窓といい、
入口上にある飾りといい、とにかくすべてにおいて素晴らしい。
リアルに時を重ねてきた感が、観る人の目を釘付けにし、そして圧倒させるのかも。


歳は重ねてますけど(笑)、わたしのような若輩者が入っていいのか、
いつもの何倍もの緊張感を持ちながら店内へ。
そしたら、意外にたくさんのお客さんがいたのと、
とっても明るいホール係のおばさまに迎えられ、ちょっと拍子抜け(笑)。
深く沈みこむ椅子に身を委ねながら、
同居人がオーダーしたのがこちらのブレンドコーヒー。
香り高いコーヒーに、ピーナツがついてくるところがなんともいい雰囲気。


こちらがわたしの選んだ、当店オリジナル人気メニュー、と書かれていた「ミルクセーキ」。
卵たっぷりのシャーベットみたいで、これ、ほんとに美味しかった~♪
飲む、というより、添えられたスプーンで食べるって感じで、
溶けてきたらそれはそれで2度美味しい、魅惑のメニュー。
今日みたいな暑い日に口にしたくなる、絶品でありました。


ちなみに、「純喫茶」って、酒類を扱っていない喫茶店のことなんだそうです。
純喫茶って付くお店、最近ほんとに見かけないよなぁ。
実はこの広島駅周辺、再開発の話が出ているようです。
昨日書いた「甘党たむら」さんや、他にも見かけた魅力的な喫茶店が残るこの界隈、
なんとかそのまま生かしてほしいなぁ、と思います。
いつ広島を訪れても、変わらずそこに在り続けてほしい、素敵なお店でした。

「その4」へつづく~♪