はるかのひとりごち。

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四国のんびり旅その1:高架化高知

2007年03月13日 22時11分07秒 | たびろぐ四国。

さて、帰ってきてからほぼ1ヶ月経っちゃった(!)先日の四国の旅レポ、
いよいよ少しずつ書いていこうと思います!
帰ってからレポ書くまでにこんなに空けたの、初めてかも??

今回の旅は、昨年末で流れてしまうANAのマイレージ消化で出かけたもの。
通常、国内の特典航空券に変えるには、15000マイルが必要なんですが、
この頃、12000マイルで特典に変えられるキャンペーンをやってたんですね。
これはお得!と、ちょっとお目当てのあった四国を、行き先に選んでみました。

出かける前日にも書いたんですが、この日の天候は朝から大荒れ。
九州方面は軒並み、「天候調査中」のアナウンスが入ってて、
最初の目的地、高知は大丈夫??と不安だったんですけど、平常通り運航とのこと。
実際、飛んでからも多少の揺れはあったけど、気になるほどではなかったです。
むしろ揺れより、わたしは気圧のほうが敵だから(笑)。
で、無事に「高知龍馬空港」に到着。

そう、この記事を書いてる今日、前輪が出ないトラブルで緊急着陸となった、
あの高知龍馬空港に、実は先日降り立ったばかりなのです。
それにしても、あの場面でこれ以上ない、という見事な着陸でしたね。
本当に本当に無事でよかった。
しかし…、DHC8-Q400はダメだなぁ。欠陥機??


さて、話を旅レポに戻して…。
空港からリムジンバスに乗って、高知駅へとやってきました。
しかし、予想通りというか、残念ながらドシャ降りの雨。
水曜どうでしょうにて、「よさこい号」がふてぶてしく登場した駅前のバス乗り場も、
冷たい雨に濡れて、ちょっとさびしそうな雰囲気です。


現地から携帯でも投稿したけど、
ここ高知駅も高架化の波が押し寄せてきていて、工事が着々と進んでいました。
ちょっと見づらいけど、駅舎の左手にちらっと高架が見えるのわかります?
線路の高架化・橋上駅舎になることによって、便利になるのは素晴らしいこと。
ただ、歴史を感じる建物が消えていくのは、やっぱり寂しいものです。
いつ頃から新駅舎となるのか、よくわからないけど、
次に高知を訪れるときには、もしかしたらこの駅舎はないかもしれない。
そう思ったら、あちこち撮らずにはいられなくなってしまいました。


まずは改札。いかにも国鉄時代の駅改札、といった風情がいいです。
看板の文字ひとつひとつ取ってみても、時代を感じさせます。
ああ、こういう駅(特に主要駅)ってだんだんに減ってきたよなぁ。
柱のタイル張りが泣かせますね。思いっきり懐古趣味入ってますが(苦笑)。


国鉄の地方主要駅って、2階とか地下に、
「ステーションデパート」が併設されてるとこが多かったですよね。
以前、北海道の釧路駅の地下にもステーションデパートがあったけど、
一昨年の秋に訪れたときには、閉鎖されててショックでした。
時代に取り残されてる感がないとはいえないから、仕方ないのかな。
ここ高知駅のこの味のある看板も、駅前の風景も、見られなくなるのかな。


これまた懐かしい「荷物一時預かり所」。
小さい頃、親の実家がある「出雲市」駅にもありましたよ!
寝台特急「出雲」に乗る前にそこへ預けて、
駅前でおみやげ買ったり、ごはん食べたりしたもの。
ここも、もしかしたらそんな思い出がある場所のひとつかもしれないよね。


どうでしょう藩士としては、やっぱり紹介しておきたい場所のひとつ。
「高知一泊」の目を出したかったのに、別の目を出しちゃったサイコロの旅。
ミスターさんがしゃがみこんだこの場所も、いずれはなくなってしまうんだろうな。


複雑な気持ちでいっぱいだったところへ、目に飛び込んで来た文字。

「60Mさきぜよ!」

これ、駅に併設されてる観光案内所にあった貼り紙。
おお~、土佐弁??なんか龍馬に言われてる気分!(笑)
わたしの大好きな劇団、「演劇集団キャラメルボックス」の演目、
「また逢おうと竜馬は言った(再演)」で竜馬役を演じた、
上川隆也氏のセリフが浮かんできましたよ。
「~ぜよ」って言葉の響き、なんか力が湧いてくる感じで大好きなんですよね~。
ああ、しょげてる場合じゃないぞ、と思わせる言葉との出会いでした。
単純だな、わたし(笑)。

「その2」へつづく~♪