はるかのひとりごち。

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四国のんびり旅その8:得しません??

2007年03月26日 23時23分42秒 | たびろぐ四国。

阿波池田に1泊し、朝ごはんにおいしいおそばで空腹を満たした後は、
のんびり街歩きする暇もなく(笑)、次の目的地に向けて出発です!
「三好郡池田町」だった阿波池田駅は、市町村合併で「三好市」となったため、
駅名板の市町村表示をシールで修正。
なるほど、それで前の晩、重なっちゃっててよく見えなかったのね~(^^;


この日、まず最初にお世話になったのが、やっぱりこちらの普通列車(また?)。
特急でピューッと目的地を目指さずに、
あえて国鉄型気動車を選んじゃうのが、「のんびり旅」の醍醐味!(え?)
こういう味のある車両、地元じゃもう乗れないですからね。
旅に出たときくらい、行き急がずにゆったりと流れる時間を楽しみたいのです。
(行き急ぐどころか、時代に逆行してる感が…(笑))


妻面には、「日本国有鉄道」と今は無き「新潟鉄工所」の銘板が。
昭和の匂いがするものが大好きなわたしにとっては、
こういうのを見つけるのが至福の喜び♪
(普通はこんなとこ見ないか??(笑))


ところで、この阿波池田駅は「祖谷渓」や「大歩危峡」の連絡下車駅。
この看板も、年季が入っててかなり素敵です(笑)。
そうそう、祖谷渓といえば、有名なのが「かずら橋」。
一度行ってみたい!とずっと思ってたんですよね。
せっかくここまで来たんだからね、ちょっと行ってみましたよ。↓




って、ホームかよ!

この日の夜、高松から羽田へ戻る予定だったわたしたちに、
駅から30kmも離れた「かずら橋」まで行ってる時間は残念ながらありません(笑)。
とりあえず、今回は駅のホームのかずら橋で十分!ありがとう、阿波池田駅!!

さて、ここから高松を目指すなら、素直に「土讃線」を使うのが一般的。
でも今回、国鉄型のキハ47に乗りたかったのと、未乗路線があったので、
あえて、徳島駅へ向かう「得しません」をルートに…、
って、なんだこの変換???

以前書いた、「京都タワー欲情」以来のビックリ変換です。やってくれるなIME(笑)。

えー、もとい、「徳島線」に乗って、徳島駅を目指します。


阿波池田から乗った車両は、お隣の「佃」駅から徳島線へと入っていきます。
土讃線とはそこでお別れ。美しい吉野川沿いのルートをひた走ります。
お天気もよくて車内はポカポカ。気持ちよかったなぁ~。


単線の徳島線は交換列車がつきもの。でも、これのおかげで車内が暖かいのです♪

最初のうちは空いてた車内も、だんだんと学生の笑い声が響くようになり、
徳島へ近付くにつれ、お客さんも少しずつ増えてきました。
クロスシートにて旅情たっぷりの移動中、ボケーッと車窓を眺めていると、
ん??なんだか巨大な物体が見えてきました!なんだあれ???



かんらんしゃ♪

周辺は普通の住宅街、といった感じなのに、なんでこんなとこに???
と、気になって帰ってきてから調べてみたら、
ここ、「吉野川遊園地」ってとこだったんですね。「西麻植(にしおえ)」駅のすぐ近く。
いいですね~♪こういう地元ならではの遊び場って!
観覧車から見る吉野川、きっときれいだろうな~。
HP見てみたら、他にもなかなかおもしろそうな乗り物がいっぱい!!
いつかぜひ、立ち寄ってみたいです!(ああ、そんなとこばっか)


いつしか車内も混みあってきて、阿波池田から2時間ほどで終点「徳島」駅に到着。
これにて「徳島線」無事完乗!正確には、お隣の「佐古」駅までが徳島線なんですけどね。

さあ、ちょうど徳島へ到着したのがお昼時。またまたウマいものアンテナの出番か??


乗ってきた車両を見送ったら、すぐやってきたのがこちらの特急「剣山」。
以前、九州にてお世話になったのと同じ車両。いつか牟岐線にも乗りに行きたいな。


「その9」へつづく~♪