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フルーティスト大久保はるかのブログです

1月3日

2023年01月03日 18時44分32秒 | 介護

本日、かかりつけ医と訪問看護師さんの2人が、母の元に来て下さいました。

 

在宅医療の契約をすると、何もなくても月に2度医師の診療が義務付けされているのと同時に、月々の医療費がそれ相当かかります。その代り、何かあれば24時間体制でコンタクトをとれることになっています。

 

とはいえ、正月中に電話をするには気が引け、大変な勇気が必要でしたが、結果的には電話をかけて本当に良かったです。

 

処置としては、お腹、おへその横の所から点滴を300cc程入れてもらいました。

 

そして医師と別室にて話合い。

 

痰は要するに唾液。健康な人は、普段唾液を飲み込もうと意識しなくとも自動的に飲み込むということをしているが、飲み込む力は筋肉の働き。老衰により、唾液を飲み込む筋力が衰えている結果、ものが飲み込みにくく、喉がゴロゴロ鳴る。

 

あまり酷いようなら痰の吸引をするが、高齢者にはあまりおすすめしない、との話も。今日はやりませんでした。

 

そして点滴についての説明。点滴は水分。カロリーではない。要するに栄養にはならない。

 

私「点滴を打った場合は打たない場合に比べて、たとえば2、3日寿命が延びたり、そういうことはあるのでしょうか?」

 

医師「それは、何とも言えません。人によるので。」

 

そして、覚悟のお話も。

 

おそらく春まではもたないでしょう。残された時間を大切に、と。

 

私「母の誕生日は2月25日なんですが、誕生日までは無理ですね・・」

 

医師「2ヶ月か・・・。難しいな・・」

 

私「ものの本で読んだのですが、ものが食べられなくなると、残り1、2週間と書いてありました。」

 

医師「そうですね。ですので、会わせておかない人は早めに呼んで下さい。」

 

私「弟が東京にいます。昨日電話して、今月中ぐらいに母に会っておくべき、と言ったのですが。」

 

医師「1月中だと・・・。出来れば前倒しで早めに来てもらうように言って下さい。」

 

その後、父を呼び、上記の話を再度告げてもらいました。

 

父も驚いた様子ですが、取り乱すことなく状況をきちんと把握したようで、良かったです。

 

**

 

母の前でビービー泣くのは止めます。涙はあふれますが、おそらくはっきりとは見えていないことを願い、平常の声でやさしく語りかけようと思います。幸い、声はよく聴こえているようで、私がほぼ独り言のように言った言葉に反応してびっくりすることがあることが非常に喜ばしいです。