東京に住む弟が、仕事を休んで母に会いに来ました。正月明けで休みを取りやすかったそうです。
それを知らせると、本来は夕方すぎに来て私と介護をバトンタッチする予定の妹が、時間前倒しで早い時間帯に来てくれたことにより、30年以上ぶりぐらいに、実家の家族5人、全員が実家に集まることが出来ました。
昨年までは、こうして正月に兄弟が集まるなんていうこと自体が憚られていたことを思うと、ラッキーなタイミングだと思います。
母の容態ですが、朝、大量の排尿がありました。おそらく昨日の点滴の300ccは全部出たかな、という位の量。
その後、私とダーリン大久保の介助の元、アイスクリームを3口、食べました。
食べたあとの喉のゴロゴロはなかったことは喜ばしいです。
しかし、本日の食事は以上。
口は絶えず半開きの状態。昨日までは、時々閉じることもあったのですが・・。
夕方、妹が母の足をさすり、私は母の手を握っていた時、母が蚊の鳴くような声で一言。
「もう、いいや」
私「え?お母さん、今、『もういいや』って言った?」
母は、かすかにうなづいたので、確かだと思います。
そういえば、ジャズの綾戸智恵さんは、お母様を腕の中で看取ったそうですが、ある日お母様は、
「もう、ええか」と言い、そのあと一切ものを口にしなくなり、一週間後にお亡くなりになったそうです。
その話が脳裏をよぎったのですが、私はしらばっくれて、
「もういいやって、何がいいんだろうね~」
今日はこの辺で。
明日は、訪問看護ステーションとの契約日です。