一生使える
アドリブ基礎トレ本サックス編
という本を買ってみた。
part1
基礎トレーニング
part2
コードトーンでアドリブ
part3
スケールでアドリブ
part4
フレーズ・アプローチ
part5
テンションと特殊なスケール
part6
スタンダード曲による練習
このスッキリと明確なコンテンツにビビビっと惹かれて買ったら大正解。
やっぱりさー、さすがサックスの教本ですわ。フルートの棚にこんなジャズ系のすぐれ本はまずないからね。
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結局ね、細かく書き出せば348種類ほどあるスケール(いや、実際もっとある)を、どのように実践に結び付けてゆくか、が大きな課題。
ありがちな練習手順
練習1
スケール音を順番にドレミファソラシド・・・・・と吹く。
ふんふん、と納得する。
練習2
次に、いきなり小難しいフレーズを12のキーにあてつけた練習やら、トゥーファイヴ練習やらに入る。
もしくは、すべてをすっ飛ばして曲の練習に入る。
練習1と2の温度差の酷いことと言ったら。
この本では、1、と2、の間に「○○スケールの実践的練習」という1.5(笑)練習コーナーがあるのがうれしい考え方。
例えばビバップスケール。
まずは普通に音階を順番に吹く。
その次に、「ビバップスケールの実践的練習」と称し、
各小節の始まりの音がルート、7th 、5th 、3rd となるような譜例を書く。
譜例では
ドシシ♭ラソシドシ♮ /
シ♭ラソファミソララ♭/
ソファミレドミソファ /
ミレドシシ♭ドレレ♭ /
ドーーーーーー
C7のコードを当てています。
グッとアドリブフレーズに近づきます。そっかー、この発想法だな!!!