北京暮らしを始めてみれば ふたたび

2012年1月から再び北京生活が始まりました。(前回は2003.1~2006.1)

2024.1本帰国しました。

美しい!故宮カレンダー

2017-07-25 20:28:06 | 北京暮らし いろいろ

突然ですが、『故宮日暦』を存知でしょうか?

 

 

こんなの。

1933年に生まれたこちら、今では85年の歴史をもつのだとか。

 

 

 

一見したところ普通の本に見えますが、実はこれ。

その名の通り。

 

 

 

 

カレンダーなんです!

 

 

 

 

 

見開きからして素敵。

 

 

 

お友達の家でこれを目にした時の感動たるやっ!!!

 

しかも、そのお友達。 わざわざ故宮北門にある本屋さんでこのカレンダーを買ってきてくださったのでした。

 

 

 

・・・かんどう(*´Д`)

 

 

 

 

カレンダーということで。

 

 

 

まずは、元旦。

 

左側に写真がありますね~。

すべて、故宮博物館所蔵のものばかり。

 

 

 

 

 

2017年は酉年なので、鳥に関するものがずらり。

先ほどは絵画、こちらは硯箱。

 

 

 

 

こちらは・・・家具!

 

 

 

今でもお休みなどは旧暦が基準となる中国。

なので、カレンダーも。

 

 

 

 

旧暦、新暦両方記載されています。

このページは春節。

 

 

 

 

一方で二十四節気も記載されていて、こちらは立春。

 

 

 

 

 

雨水。

鶏と牡丹の柄が美しいお皿。

 

 

 

 

おっ!?

こちらの写真。 下の説明には“日本明治”とあります。 日本で作られたものらしいとのこと。

 

 

 

 

 

鳥が装飾された皇后の冠。

 

 

 

 

 

あっ! お洋服。

 

 

 

 

清の時代 あったかくつした。

 

 

 

 

つま先が鳳凰!のくつ。

 

 

 

 

 

象牙の飾りつけという何ともゴージャスなランプ。

 

 

 

 

 

翡翠でできた花瓶。

よ~く見ると、鶴や鳳凰の彫刻が。

 

 

 

・・・と、毎日の新しいページにワクワクがいっぱい!の故宮カレンダーなのであります。

 

 

 

 

ちなみに今日のページは???

 

 

 

なんとも愛らしい、象牙の魚鷹。 かぎタバコ入れとあります。

 

 

 

 

この故宮カレンダーをはじめ、お料理好きに、動植物好きに・・・と様々なカレンダーが人気なのだとか。

来年のカレンダー。 迷いそう・・・。

(ちなみに故宮カレンダーは66元です)



6 コメント

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Unknown (あめぶら)
2017-07-26 14:34:54
こ、故宮博物館といいますと、あの・・・
かつては、代々の王朝の皇帝たちが所蔵していた・・・
その価値たるや、今ではいくらするのかわからない美術品の数々が並んでるという・・・?!(ちがってたらスイマセン)

そういえば、かつての皇帝たちの宝物の半分以上は、
国民党の幹部たちが台湾へ逃げる時、持ってっちゃったらしいです(笑)
で、台湾の美術館に展示されてるのは、そのごく一部で・・・
大半は、国民党の幹部の皆さんが、ちゃっかり、ポッケに入れちゃいましたとさ(笑)
だから、未だに人目に触れぬまま、どこかの秘密の倉庫に眠る美術品の数は・・・
どんだけあるんだか、見当もつかないらしい、と聞いたことが(笑)
このカレンダーに出てる美術品は、持ち去られず中国本土に残された物の一部ってことですね~。
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あれあれ? (ばいなりい)
2017-07-26 19:14:01
美しいカレンダーですね。ところで、表紙の写真を見ていたら、妙なことに気付きました(笑)
表紙の書名が「故宮日歴」の繁体字になっていますが、本来なら「故宮日暦」とすべきなのではないでしょうか。
アホな共産党が簡体字を導入した際に、「歴」と「暦」をゴッチャにしてしまったのかな。それでも堂々と「故宮日歴」で通すあたり、歴史改ざんなんて気にしないアル、ですね。

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コメント有難うございます! (かっちゃん)
2017-07-27 19:33:56
あめぶらさん

北京、台湾両方を見たのですが、本当に素晴らしい美術品ばかりですよね。
それらを手元の本で毎日眺められる・・・というのは楽しいです(#^.^#)

人目にふれず保管されている品々・・・。興味深いですね~。どんなのなんだろ???
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コメント有難うございます! (かっちゃん)
2017-07-27 19:37:28
ばいなりいさん

表紙の漢字、私も気になりました。
ブログで紹介する際、文中でどちらの漢字を使おうかと悩んだので調べたのですが、やはり論争があるようですね。

『歴』の字はそれこそ歴史が古く『暦』の意味も持ち合わせており、のちに二つの漢字に分かれたと考える方々は、この表紙の記載で問題ない・・・と。
一方でやはり書き間違いだろう!という方々もいらっしゃって、やはり気になる部分は同じなんだな~って思いました。
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素敵! (猫姫)
2017-07-28 00:41:49
まるで美術書のような素敵なカレンダーですね!
歴史を感じますわ〜。
一家に一冊!
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コメント有難うございます! (かっちゃん)
2017-07-30 19:52:09
猫姫さん

私も初めて見たときは本当にその美しさに感動しました!
これがカレンダーだなんて・・・!

手元に置いてある今、毎日日めくりで美しい美術品を見る楽しみができました。

来年はどうしようかな~。故宮カレンダーにするか、あるいは植物&アニマル系にするか・・・。

カレンダーって選ぶ楽しみもありますね。
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