先日。
北京の郊外へ出かけてきました。
北京から200km離れた場所へ向かうため、渋滞を避けるべく朝の6:00にマンションを出発したのですが。
はれ・・・? もう渋滞?
いえいえ。
渋滞は渋滞でも交通集中によるものではなく、朝っぱらから事故渋滞。
北京では貴重な美しい朝焼けを、車の窓からぼ~~~~~っと。
・・・見てたら、目に飛び込んできたのは、ゆるい標識。
もう少しマシな画はかけんかったんか?
とにかく交通マナーは極めて残念な北京。
事故が起こらん方がおかしいわ・・・と思う道路事情なのですが、それ以上におかしいと思うのは、“おえらいさん”によって自由にコントロールされちゃう信号。
先日も、大きな十字路で人はおろか車も全て停止している状態。
えらそうなひとが車&人の横断を制止するので、私たち、仕方なく待つこと十数分。
びゅお~~~ん!と高級車が数台、その交差点を通過した後、ようやく私たちいっぱんの人々は道路を横断することを許されたのでした。
こんなのは日常茶飯事。
そして、今日。
北京のメイン道路を走っていた時のこと。
ある交差点の信号が赤になり・・・。
赤信号のまま・・・・・。
5分経過。
信号はまだ赤のまま。
10分経過。
おいおい、えらい長い赤信号やな。
で、赤信号を見つめながら待つこと。
30分。
・・・なんでやねん!!!!!
どうやらこれも、どっかのえらいひとによる信号のコントロールだとか。
で、ナニゴトもなかったかのように、しれっと信号は青に変わり、車はわらわらと動き出したのでした。
・・・って、信号操作の理由はなんやねんっ!!!
せめて理由を教えてくれたらこちらも納得して待つのに、そういうことは一切なし。
そしていつも思うのは、そういう理不尽な状況にここの人たちは何も文句を言わないこと。
「文句って、誰に言うん? 文句いってもどうにもならへん。 しゃ~ないやん」
この言葉がすべてを表してるんやろか・・・?