北京暮らしを始めてみれば ふたたび

2012年1月から再び北京生活が始まりました。(前回は2003.1~2006.1)
北京の毎日をつづります。

麗江の旅その7 素敵“獅子山”とタイミングを外した“黒龍潭”

2013-06-19 20:09:15 | 中国国内旅行 2013.6 麗江

麗江の街並みが一望できるスポット“獅子山”。

観光地化されてしまった麗江古城の細い路地をてくてく登ったその先に広がる光景は。

 

 

 

一気に時代をさかのぼったよう・・・。

 

 

 

 

高台にある獅子山からは、

 

 

 

玉龍雪山も見えました。

雲がかかっているけど、その美しさは十分体感できます。

 

 

朝の11:00。

人がほとんどいない獅子山からの光景を。

 

 

 

 

独り占め。

 

 

場所を変えると。

 

 

 

 

麗江を治めていた木氏の政庁“木府”も目の前に。

 

 

 

 

・・・とここまでは、いい感じで観光してきたんですが。

 

その更に上にもっと見晴らしの良い場所があるというので、階段を上っていくと。

 

 

 

 

おぉ~!

これはこれは・・・。

 

 

 

 

建物の名前“萬古楼”を表すトンパ文字。

 

 

・・・なんだけど、やたら新しくないか?

 

 

 

 

傍の案内を読むと、どうやら1997年に建てられたものらしい。

で、五階建てのその内部はというと。

 

 

 

 

なんじゃ、こりゃ?

 

 

書や画がずらり。

風景を愛でる神聖な(?)場所で、まさかの展示即売会。

 

 

 

しかも、上の階へ行けば行くほど。

 

 

 

質が落ちていると言わざるを得ない。

 

 

 

 

そんな展示即売会エリアを抜けるとようやく最上階。

 

 

 

 

さすがに見晴らしはすばらしい。

 

 

 

こういう場所でお約束といえば。

 

 

 

望遠鏡。

 

・・・なんだけど、どこを見るにせよ全部ガラス越し。

しかもそのガラスが。

 

 

 

 

すこぶる汚い。

 

 

 

う~む。期待していただけに、なかなかの残念っぷりを発揮してくれたな、萬古楼。

 

 

 

・・・と言うわけで、気持ちを切り替え次に向かったのは“黒龍潭”。

古城から1キロほど離れた場所に位置するこの公園。

何が有名ってその池の美しさであります。

 

 

まずはこちらの写真をご覧ください。

 

 

 

 

黒龍潭。(写真はイメージです)

ツアー写真などで目にする黒龍潭。 池の水が玉のように碧く、そこに映りこむ玉龍雪山の姿は筆舌に尽くしがたい。

 

 

 

・・・そうなのですが。

 

 

 

私たちが見た光景は。

 

 

 

 

 

 

 

?????

 

 

 

何、コレ?

 

 

 

 

干からびてますやん。

 

 

 

 

乾季が終わり、雨季が始まったばかりの麗江。

そりゃ、池の水も枯れるわな。

 

 

 

あまりに水が少ないので。

 

 

 

 

人、歩いてるし。

 

 

 

 

池というより水たまり。

 

 

 

 

そこにわずかに映る雪山で、今日のところは勘弁してやろう。

 

 

 

で、そんな私たちに更に追い打ちをかけたのが、同じ敷地内にあるこちら。

 

 

 

 

トンパ文化研究所。

 

むしろ、池よりもこちらが目的だったのです。

ナシ族固有の象形文字“トンパ文字”の教室も開催されているとか。

 

 

 

 

おぉ~。

素晴らしい門構えだ。

この中に、素晴らしいトンパの世界が広がっているわけですね。

 

 

 

それでは、お邪魔しま~す!

 

 

 

 

・・・・・。

 

 

 

 

?????

 

 

 

 

 

閉まっとるやんけ。

 

 

ぐるりと四方を囲むようなこの建物の部屋という部屋、ぜ~んぶ閉まってました。

 

 

 

が、二階部分で音が聞こえるぞ!

もしかしたら、研究所は二階にあるのかもしれない!

 

 

 

・・・と、音のする方へと近づいて行ったら。

 

 

 

 

男2人、楽しげに卓球に興じておった。 なんでやねん。

 

 

というわけで、素敵&ざんねんが入り混じる麗江旅日記でした。

 

 

どれが一番がっかり??