北京暮らしを始めてみれば ふたたび

2012年1月から再び北京生活が始まりました。(前回は2003.1~2006.1)

2024.1本帰国しました。

麗江の旅その3 標高4600mでジャ~ンプ!の巻

2013-06-12 17:51:09 | 中国国内旅行 2013.6 麗江

前回の続きです。

ロープウェイで到着した4506m地点から人が行ける最高地点まで、いざ出発~!

 

 

 

こんな通路をひたすら登るのであります。

 

 

ここで心配なのはやはり“高山病”。

以前チベットを旅した時に5200mを経験したことがあるけれど、その時は。

 

 

 

二人とも全く問題なしでした。

(写真はイメージです。 チベット山越えで出会った、猫背な牛です)

 

 

 

とは言えやはり準備は必要。

私は2日前から高山病予防の薬を飲み始め、更に。

 

 

 

 

酸素ボンベ。

中国だけに本物かどうかがアヤシイところだけど、吸うと楽になったので恐らくホンモノだと思われます。(気持ちの問題・・・ではないはず)

 

 

 

歩き始めてしばらくすると。

 

 

 

 

見えてきました!

ガスがかかっているものの、雪をかぶった玉龍雪山。

 

 

 

それを目指してひたすら歩く、

 

 

 

 

観光客たち。

 

 

 

所々に設置されている少し広いスペースでは。

 

 

 

 

更に混雑度が増しております。

 

でもこの日は三連休の前日なのでまだず~っとマシな方。

翌日、翌々日の混雑を想像するだけで背筋がぞっとするほど恐ろしゅうございます。

 

そして、これだけ集まると当然ルールを完全に無視する人も現れて、越えてはいけない柵を越えたり、吸っちゃいけないタバコを吸ったり、

 

 

 

ありえない場所を歩いていたり。 (いったいどこへ向かっているんだ・・・?)

 

 

 

 

 

そんな愉快な光景をできるだけ見ないように、目線は大自然に集中、集中!

 

 

 

 

ガスがきれて、山の頂上までくっきり見えてきました。

ちょうど今は乾季が終わり雨季に入ったばかり。 というわけで、雪はかなり少ない状態です。

 

 

 

 

それでも十分圧倒される目の前の光景。 さすが世界遺産。

 

 

・・・・・で。

世界遺産、美しい光景・・・とくれば、あれですね。

私の中での恒例行事。

 

 

 

世界遺産をバックにジャ~ンプ!!!

 

 

 

 

アンコールワットをバックに。

 

 

 

 

万里の長城をバックに。

 

 

そして今回。

4600m地点で。

 

 

 

 

玉龍雪山をバックにジャ~~~~ンプ!!!!!

 

 

 

 

・・・ぜぃ、ぜぃ、ぜぃ、ぜぃ、ぜぃ

 

 

い、息が苦しい・・・。

ここで酸欠でぶっ倒れたら「あほな日本人がぴょんぴょこ跳ねてぶっ倒れおった」と嘲笑の的になるのは目に見えているので、しばし座って休憩。 ふぅ~・・・。

 

 

 

ジャンプするしないに関わらず、とにかく呼吸はつらいです。

ただ私の場合、一歩一歩カメよりものろいスピードでゆ~っくり一段一段階段を登っていけば、酸素なしでも平気でした。

そしてついに。

 

 

 

4680m地点に到着!

真ん中に小さく写るのは、ちびわるねこ、おしゃまんべ2号さん。

 

 

 

そしてここからの光景は・・・・・。

 

 

 

 

しばしこの風景に酔いしれよう。

 

 

 

・・・なんてことは、中国の皆さんは許してくれない。

 

とにかく写真命!の彼らは、ダウンコートを着ないと寒いくらいのこの地点でイキナリ上着を脱ぎ捨て、リゾートのような格好でポーズをとってパチリ。

団体写真となると、だれが何を叫んでいるのか判別不可能な大声が飛び交い、一方単独であっても山に向かって「うぉぉぉぉぉ!!!!!」と吠えている男もいて、なんというか、あんたら・・・。

 

 

 

なんでそんなに元気やねんっ!?

 

 

 

 

そんな彼らに写真撮影を頼まれたりとわちゃわちゃしている間に。

 

 

 

 

ガスがかかってきました。

 

 

 

 

それではそろそろ、下山しましょう。

 

 

 

 

登りに比べて下りは身体が高地に順応しているのか、かなり楽。

ということで、周りを見る余裕も出てきたのですが・・・。

 

 

 

 

4000m級の山に、何でサンダルやねん。

 

 

 

 

大体、服装からしておかしい。

 

 

 

くどいようですが、ここは。

 

 

 

 

4600m級の雪山です。

 

 

 

角刈りに~さんも、それ、おかしいやろ。

 

 

 

 

ここに至ってはもはや意味不明。

 

 

 

・・・・・怖いし。

 

 

 

 

というわけで、無事(?)、玉龍登山を満喫することができました。

 

 

 

左下のハンコについては、また改めて。