北京暮らしを始めてみれば ふたたび

2012年1月から再び北京生活が始まりました。(前回は2003.1~2006.1)
北京の毎日をつづります。

中国の交通規則厳格化! さて・・・。

2013-01-07 20:20:19 | 北京暮らし いろいろ

中国の交通規則が1月1日から厳格化されました。なんでも“史上最高に厳しい交通規則”と言われてるとか。

 

中でも今いちばんホットな規則はと言いますと。

 

 

『黄信号は赤信号とおんなじやで~!・・・というダイタンな内容。(これに関する→ CNNの記事

 

 

 

信号が黄色に変わったその時点で交差点に入っていればセーフだけど、変わった後に交差点に進入した車は、はいざんね~ん、アウト~!というわけ。

 

 

 

・・・・・やること、極端やねん。

 

 

 

というわけで、新聞でもネットでもこの話題を目にするのですが、先日買った新聞には。

 

 

 

どの時点でブレーキをふんだら交差点内に入ることなく止まれるか、というのを時速ごとにまとめてました。

 

 

結論として、『交差点前5m以内では止まりきれないね、まいったね』という内容で落ち着いていたのだけど、その前に言いたい。

 

 

 

自由すぎる運転はやめようぜ!みんな!

 

 

 

 

ここ、よく通る交差点なのですが、もはやどちらの信号が青なのかもわからないような、勝手な進入っぷり。

 

 

 

以前も載せたこの写真では、バスが勝手にうにゃうにゃ方向転換しだしたもんだから、車は詰まり放題。

空いてるスペースを見つけてはしゅるしゅる走る車のせいで、ますます混乱状態に。

 

 

 

更にこちら。

 

 

 

一方向の車だけのはずなのに、真ん中のシルバー、何を勝手に逆走してるんだか。

 

「俺はここに行きたいんや!」という強い信念のもとに皆さん車を走らせるので、あっちこっちでド詰まり状態が発生し、もれなくクラクションの大洪水となるわけですね。

 

 

 

あと、私が思うに、恐ろしい渋滞を招く原因のひとつが交差点での対応。

 

交差点付近が渋滞していたら、たとえ進行方向が青であっても、赤に変わった時のことを考えて交差点の手前で待つ・・・のがマナーと思うんだけど。

つまり。

 

 

 

 

こんな感じ。

こうすれば、信号が変わった後、直角方向の車の進行を妨げなくてすむわけです。

 

 

 

・・・が、北京では。

前方がどんなに詰まってようが、信号が青である限り。

 

 

 

ぎっちぎちに交差点占領状態。

 

結果。

 

信号が変わっても、車が交差点を占拠したまま

→ 直角方向の車、前に進めず。

→ イライラドライバー、ひたすらクラクション鳴らしまくり。

→ ・・・だけならいいけど、わずかに空いたスペースに次々と割り込む車。

→ もはや無法地帯 まいったね、こりゃ

 

 

 

さて、交通規則が厳格化されて、この状況は改善されるのでしょうか??

こうご期待!

 

・・・できないな、たぶん。