嘘の吐き方(うそのつきかた)

人はみんな嘘をついていると思います。僕もそうです。このページが嘘を吐き突き続ける人達のヒントになれば幸いです。

伝わらなさを測定する為の言葉

2004年08月09日 23時18分24秒 | 駄文(詩とは呼べない)
わかってない。
おそらく、誰もが、わかってない。

というか、既にもうわかる事は無理なところに立っている
ということなのか。

つまり僕が伝えたい
弱さ・儚さ・くだらなさ・自分・存在・意識・自我・過去・言葉・意味・観念・心・感情
そういうものは全て相手が捉えた瞬間に
全く別のものに変わってしまっているという
可能性についてだ。
これは決定ではなく、可能性。

つまりこの言葉を認識した瞬間に
相手は言葉も心も見ない。
自分を見るのだ。
自分を見る為の鏡にしかなってないのだ。

つまり、これは、僕がここで書いているだけでは
伝わらない、という絶望的可能性を意味する。

試してみよう。

BはLがMのようにMをOので
M、LはBのKがSなんじゃないかとO

さらに圧縮する。

D B M J L S W

だから僕は毎日のように
次の言葉に期待しているのかも知れない。

はにゃ式呼吸法 朝の体操

2004年08月09日 16時52分10秒 | 駄文(詩とは呼べない)
僕はそもそも詩を書きたいのか?
という事について少し疑問はあります。
僕は文系の学校は出ていないし
何かの賞に応募した事もないし
そもそもどこで何を募集してるのかも知らないですしね。

あまりこの道で食っていこうとは考えてないからでしょうね。
目的は何なのか考えた時にどうも僕のやってる事って
ちょっと変ですし。

とりあえず僕がBLOGで独白を続けるわけは
言葉を読者に伝えたいからですね。
読者っていうか他人かなぁ。
自分の言葉で他人を動かす事が出来るのか知りたいってのが
強い願望としてあるんでしょうね。

ただ、こういう自分の心理分析みたいなのは
一見役に立ちそうで全然役に立ちません。
何も面白くないからです。
僕は哲学者でもないですし
心理学者でもないですし
ただのヒッキーですからね。

なんだろうな、
時々、色んな人が僕に投げかける言葉
「現実を見ろ現実を見ろ」って聞こえてくるんです。
それでだんだんとそういう言葉に目を向けているうちに
僕は僕自身を分析している文章しか書けなくなっていくんです
主観を見失っていく恐怖の客観というか
少なくとも僕の書きたい事は書けなくなっていく
ただ、僕の状態を説明的に書きつづるものに変化していくんです。

それではただの日記と変わらない。
僕はそんな事がしたかったんじゃない。
何がしたいのか明確に言えなくても、
僕はただ日記が書きたくて始めたわけではないはずです。
馬鹿だけどそれくらいは気付いています。

なんかね、伝えるべき相手がわからなくてなって
何を書いたらいいのか見失いつつあるんです。
僕が想定している仮想読者、一体どこにいるのか。
嘘の吐き方の読者はほとんど僕を見始めている。
僕のメッセージや言葉を読んでいる人
外の目を持ってる人、どれくらいいるんだろう。
だんだんと読者が中の人になってきている。

こういう一体化は駄目です。
そのうち僕が
「みんなありがとう」
って1行書くだけで
「はにゃさん大丈夫ですか?」
「もしかしてBLOGやめるんですか?」
とか言い始めそうで
なかなか迷惑じみたものを感じます。

「さようなら」
って書いたら自殺を心配して電話かけてくる人とか居そうだし。
メール3通くらいは来そうだし。

お前らいい加減にしろよ、と。
そんなに俺に死んで欲しいのか?と。
そんなに俺のBLOGが見たいのか?と。

やっぱり変だ。
BLOG燃え尽き症候群と似ていて違う。
僕はね、更新作業なんか全く疲れていないし
書きたい事も無くなっていないし
伝えたい事は山ほどある

だけどね、うんざりするんです。
違う色と形をしてるくせに
同じメッセージしか返してこない読者に。
もっとね、自分にしか書けない言葉で、返して欲しいんです。
それが出来ないなら、何も書くなと言いたくなる。

けれどこれは傲慢です。
態度としても明らかに悪い。

僕はもしかすると、賢い読者を待ってるのかもしれない。
僕を賞賛する言葉なんか要らないんですよ。
僕を磨くのに、ちっとも役に立たない。

かと言って、痛烈に批判されたら僕は駄目になる可能性が高い。

なんなのだろう。
僕が言ってる事、別に変じゃないとあなたは言う。
だけど、やっぱり何か変なんじゃないか?

いや、あるいはこれは誰もが抱えていて
誰もがこっそり秘密にして悩んでる事なのか?

わからないよ。

あなたの言いたい事も、俺の言いたい事も
何もかもがわからなくなっていくんです。

言葉をいくら重ねても
意味は全部薄まって透明になっていくんです。
スープをスプーンですくって
もう一度すくって
何度もすくってすくってすくって
イライラして手ですくって
全てがこぼれ落ちていく

何も掴めないし
全てが同じ色に染まっていくんです

帰れないのかな?
時間はもどせないのかな?

僕、どこへ行ったらいい?
そんなことまで
私に甘えないで?

誰もが僕の中では
他人なんだ。

誰一人として
他人以外の誰かになれないんだ。

あなたは不思議な読者だ。
もう少し、僕を見ていてくれたら
僕はそれだけで
何かを書く事が
できそうな気がする。

そんな夢を見て 僕の一日が始まる。

誰なの?

2004年08月09日 11時09分23秒 | 駄文(詩とは呼べない)
誰かが俺の言葉を盗んでいるような気がする

口を開ける
でも言葉が うまく出てこない

これがもし、スランプだとしたら

僕のやる事はほぼ決まる
書いて書いて書きまくる事だ

どんなくだらない言葉になろうとも
書き続ける事だ
それだけがこの苦境を脱出する術だと
誰かが言うから

だが、しかし、もし、俺の、言葉を、盗んでいる、奴が、居るならば、
俺は盗まれないように気をつけるべきなのか?
あるいは盗まれるよりも早く言葉を吐き続けるべきか?
さてさて?

俺は考える。

しまった、また、言葉が、なかなか、出てこなくなった。

俺の言葉は、誰の言葉?

そこに居るのは、誰?