嘘の吐き方(うそのつきかた)

人はみんな嘘をついていると思います。僕もそうです。このページが嘘を吐き突き続ける人達のヒントになれば幸いです。

自殺できなかった理由

2012年01月16日 05時34分47秒 | 
ひとつわかった。
生かされてるだけの人間は、
自殺する事が出来ない。

本物の意志と決断が
この世界とぶつかって、
自殺の殺意がはね返ってきた時、
初めて自殺は自殺足りうるからだ。

自分で生きようともしなかった人間に、
自殺なんか出来っこない。

たぶんそれを
確かめる必要があったんだと思う。

セカイのどこかに、
自分を見つけ出す為に。

超固体と超気体の世界

2011年12月11日 00時57分15秒 | 
引力がエネルギーを固めて物質化させているのではなく、
固さが引力を作り出しているのではないか?
ATフィールドが溶け合う超固体が
爆発と爆縮を繰り返す「状態」が
引力と斥力を作り出しているのではないか?

気体よりも宇由度の高い存在のドットマトリクスが
超気体状態によって
ソフトウェアよりも柔らかい「状態」
創造のイマジネーションを発生させているのが
観測すると爆発的な拡散に見えるだけなのではないか?

超固体と超気体を四次元球体に閉じ込める状態と
開かれる状態を周期的に鼓動するところを
創造(想像)してみる。

顕微鏡の発明によって見えてきた【世界】
宇宙望遠鏡によって見えてくる『生態系』が
必ずあるハズである。

シャボン玉の模様のような宇宙物質生物を、想像してしまう。
マクロへの憧れだろうか.

心は「なにか」を通過する。

2010年08月10日 12時10分20秒 | 
僕らの感受性が、ほんの些細な言葉の違いや、
美しい造形が破壊されるイメージだけで 脳内がキリキリと痛むのは
体に新しい感覚器官が製造されていく 進化の過程を生きているからだと思われる。

もし、想像を絶する外部の世界と対峙する時、
未来や過去を感じ取る感覚器官が完成して肉体に備わっていたら、
こころはもう、これほど多くは痛まないだろう。

ただし、それは絶対的な痛覚に繋がって結ばれてしまうだろう。
それがいいかわるいかはわからない。

でもきっと、僕らが美しい匂いを嗅ぐことで
味を感じ取るように、
きっとなにがしかの生に対する感謝に帰結する。

観測点に対する考察

2010年06月07日 10時36分50秒 | 
世界はすべて、肉体の形に歪んでしまう。
あらゆる認識は、肉体の個性に依存する。
ゆえに、同じ世界を直接観測することは出来ない。

だがもし、ハードウェアを使用せずに、
観測内容を伝搬する手段があるとすれば、
その超越的なインターフェイスによって、
同じ何かを観測できるだろう。

頼みがあるから、叫んでる。

2007年01月18日 15時01分20秒 | 
頼みがあるから、叫んでる。


好きな人が居ない。
大事な人が居ない。
大事な場所が無い。

それでも、知らない他人に縋って。
全く知らない、会ったこともない、違う世界の人を望んで、
今の日常をいつまでも繰り返す。

どんな人間にも、優しくする。
どんな他人でも、罵倒する。
どれだけ正しい奴でも、批判する。
どんな生き方をしていても、俺だけは、否定できる。

だけど、好きなものが無い。
この世界に、大事な物が無い。
この世界に、さよならの、挨拶だけを書き続ける。

どんな終劇なら、きみらを納得させられるのか。
どんな死に方をすれば、見知らぬ生物に許してもらえるのか。
どんな風に終わったら、物語は閉じるのか。

どんな完結なら、君たちは笑ってくれるのか。

どうせ俺のこと、許すつもりなんか無いんだろ?
なぁ、そうだろ?

お前だって、そこのお前だって、
これを読んでるお前だって、
俺のこと、なんにも知らなくて、
どれだけ知ったかぶりしても、絶対に分かり合えない、世界の境界線って、あるだろ?

どれだけ理解がすごくても、
どんなにしつこく想いをつらねても、
わからないことだけが、わからないことだらけで、
どうしてもわからなくて、
それで、俺に聞くんだろ?

どうしてそんな風に考えるの?」って お前は聞くんだろ!?

いいよ、訊ねろよ。
どんな質問でも受けて立つよ。

どんな馬鹿な質問にも、答えてやるよ。

それでもお前、俺を救わないだろ?
俺のこと、どうでもいいだろ?

わかってるよ。

俺もそうだ。

会ったことない奴どころか
家族だってどうでもいい。
自分の事もどうでもいい。
人間の事もどうでもいい。

世界っていう抽象的な言葉だけを追いかけて
ずっと世界の外について考える。

ずっと、この世界に無いものばかり求める。

ほとんどの人が、この世界の外を求める。

俺は違うんだ。
俺は弱い。
どうしようもなく弱い。

俺は、外が要らないんだ。
だけど、この世界も要らないんだ。
だから、中を求める。
中心の、もっと中心の、もっと中心の、心臓の鼓動の、奥にある俺の知らない心を求める。

それが強い重力で、誰も追いつけないほど、強い強い引力で、
おれの世界を、がんじがらめに縛る。

それでも、俺はそれに逆らえない。
俺は、中心の引力にずっと惹かれ続ける。

俺は、俺だけが、俺だけが、僕の事を知ってるってこと、知ってる。
僕だけが、もっとまえの、僕に似た何かをしってること、知ってる。

俺が好きだって言ってもいい。
でも違うんだ。
おれは、世界が嫌いなんだ。
すごく、世界の奥にある、見えない謎だけが好きなんだ。
この世界に無い、存在しない、どうしようもない終わりだけが好きなんだ。

この世界が閉じる、その瞬間だけが刺激なんだ。

俺は殺すよ。
俺は生きてる限り、お前らを殺すよ。
だから駄目なんだ。
俺が死ぬべきなんだ。

お前らを殺すか、俺が死ぬか、二つに一つしか無いんだよ。
終極は、いつも二つに一つしか無いんだよ!

自殺する事を、許してくれ。
誰でもいい、俺が死ぬことを、そろそろ許してくれ。

俺が死んでも泣かないって、誰か約束してくれ。
俺が死んでも葬式なんかしないって、誰か保証してくれ。
俺が死んでも知らないフリを続けるって、そう誰かに頼んでくれ。

俺は、俺のことを、誰にも憶えて欲しくないよ。
目が覚めるたびに、自分が失くなればいいって思ってるよ。
だから、許してくれ。

俺が死んでも、誰も怒らないでくれ。
頼むよ。

たのむよ…

世界観とは

2006年11月29日 20時15分25秒 | 
人はみな、生まれつき違う世界を持っていて
それを伝える事が出来るのは自分しかいない

だから人間の生きる目的がどうだとか
人類の平和がどうとか
そんなスケールの大きな事を言わなくとも
もしも何か自分の世界を、自分の感覚で捉える事が出来ているならば、
その曖昧な認知の世界を、
自分の感性で、
正直に描き出すことが
僕の生きている意味だと言えなくもない。

だけどそれはあまりにもつらい孤独な作業で
誰にも伝わらない事を覚悟してやらねばならない。

そういう意味では、
無力さに打ちひしがれて、
誰にも届かない波の瀬戸際で、
ずっと死ぬまで意志の不在を叫んでいる方が楽だと思う。

『けれど』

僕にとって、僕の自殺と表現とは、
もはや切り離せない位置に来ている。
そのことを、僕はつらいとは思わない。

だけど、僕の世界が僕が死ぬまで決して誰にも理解されないことを思うと
ときどき絶望するよりも「むしろ」悲しくなる

世界が世界に出会えるというのは不思議なもので、
それは想像力によってしか体験されない。

物理現実の中では
どんな孤独な体験も
どんなつらい嬉しさも
どんなに激しい胸の痛みも
決して人には伝わらない。

そういう意味で、現実と精神を切り離して考える融合された行為は

儚く激しく、とてももの悲しい。

人がふたつのときの中で
集団としての時間と、
感性としての永遠を
そのはざまにおいて体験するという行為は、
生命の起源を遡る生態系としては あまりにも恥ずかしい。

もしも僕が野生に還る事で、
時間という概念から解き放たれるなればこそ、

僕はどんなに無惨な裸を晒して生きたとしても、
【もはや】まったく恥ずかしいとは思わないだろう。

生きるということは
とても大きな矛盾の拡大だと思う。

その中に、どんなちっぽけな正当性をも凌駕する世界を持つことを
僕らは誇らしく思おう。

宇宙の光で遊んでも痛いだけ。

2006年09月25日 16時26分17秒 | 
人間の感覚が、重力でひずんでいるのは何故だろう
全ての宇宙が、中心に向けて歪んでいるのは何故なんだ
僕は死から宇宙を観測することが出来ていない
もっと真っ直ぐな世界があるはずなのに
もっと丸くて丸くてどうしようもない世界があるはずなのに
僕は、歪んだ円しか知らず、
真っ直ぐな線分しか知らず、
直線を見ることも、真円を見ることも、極地無限大を見ることもない
無限小の世界で、終わりの鼓動だけを聴いている
宇宙から届いた光を見ると、何故だかとても懐かしい。
光を真っ直ぐに見ると、愛くるしい愛しさで死にたくなる。
なんで宇宙は生きてるんだろう。
はやく自殺したい。
もっとはやく終わってくれ。
もうなにも見ないから。
だれも知らないから。
終わってくれ。

僕の宇宙、はやく自殺してくれ。

まぶしい光の中で、計算された夢ばかりを見る。
予知無と予言ばかりの海で、妄想的な死にばかり焦がれる。
誰も焼き尽くすことが出来ないほど痛い。
そしてあまりにも深い、どうしようもないほど白い闇で。
まぶしい世界で、こんなにもまぶしい世界で、
透明な美しさだけを模倣する。

もう聞き飽きたよ、君たちの予言は。
新しい世界が、いつでも僕の背中にあるのに。
どうしようもないほど真っ直ぐな、
破壊的な神話がそこにあるのに。

僕は、死んでいく夢だけを。
亡くなる魂だけを愛している。

どうしようもない
ほんとうに どうしようもない

だれもいらないから
なにもいらないから
孤独が永遠に押し潰されてもいいから

だから宇宙よ、自殺する。

何もかもが歪んでいる緑の海で
腐った肺の中いっぱいに、深呼吸する。
僕を殺すために。

丸い卵ばかりが視える
四角い卵を見たことがない
まっすぐで透明な卵でさえも。

硬い殻に覆われた、生という名で自殺する雛ばかりを見る。

もう二度と、終わることが無いのなら、
たった一度、総てが終わればいい。

触手についた吸盤で、知を吸い尽くすような生ばかり。

「なにも知りたくない!」
僕はなにもしりたくない。
こんな世界、はやく終わればいい。

美しいものがみたい。
誰にも出会えないような、美しい光が見たい。
孤独の光で、永遠をみることができても
名もない無限の無知の中で、痛みを感じない光がここにはない。

総ての痛みの源泉が君たちの光だと知っていても
僕にはどうすることもできない。

まったくもって、無抵抗迷路だ。
僕の意思の不在は。
どう考えても、壊れている。
永遠に変化し続ける世界は。