嘘の吐き方(うそのつきかた)

人はみんな嘘をついていると思います。僕もそうです。このページが嘘を吐き突き続ける人達のヒントになれば幸いです。

ピーターパンの現実

2005年07月31日 21時54分34秒 | 駄文(詩とは呼べない)
君がかける音の沈みは
僕の妄念を広げるために役立つ

僕が嘆く言葉の沈みは
僕の宇宙を壊すのに役立つ

誰かが触れる感覚の痛みは
僕の宇宙を黒く染めるのに役立つ

誰かの役に立ちたい
誰かの声を聞きたい
誰かの世界を壊したい

そんな歪んだ欲望は
真っ直ぐな観念とせめぎ合って

僕の目に、ピーターパンの現実を焼き付ける

ここは痛いよ?
ここはつらいよ?
ここは苦しいよ?

君が好きだよ
僕が好きだよ
さぁ触れて
手を伸ばして

そんな囁きが怖くて
そんな甘さが怖くて

僕は堅く
かたくかたく
誰よりも固く
かたくなに、心を閉ざす

何も聞こえない
何も見えない
何も感じない
そんな世界で

僕は僕だけの言葉を

海が聞こえる
歌が見える
思い出しそうになる
生まれる前の故郷を。

誰も居ない世界が欲しくて
僕だけの世界が欲しくて
僕は首を絞めながら
僕だけを殺そうとする

君が痛いよ

僕は、君が痛いよ。

君は僕を許さない

2005年07月31日 01時01分46秒 | 駄文(詩とは呼べない)
君は…許さないかもね。

でも、僕は君が生きる事を強制しない。
願ったり、祈ったり、思ったり、するだけ。

生の重圧は君と同じなのか、違うのか、それは僕には知る事は出来ない。
違う生き方、違う死に方、君にわからないこと、僕にわからないこと、
そういう事のひとつひとつを、
僕はもう確かめる必要がないんだよ。

何故ならもう、
君に共感する事は不可能だと、
僕は君を諦めたからね。

僕に出来る事は、もう残り少ないんだよ。

僕の中心は、君に見せられない。

悪いな、「心で向き合って欲しい」って君の叫び、ちゃんとわかってあげられなくて。

たぶん俺は…死ぬ時には君を許すと思うよ。

さよならの重さ

2005年07月30日 23時12分21秒 | 駄文(詩とは呼べない)
さよなら、と書いたのは悪かった。
だけど僕はもう、君の事を真剣に考えるのは無理だし、
君を理解する事は諦めたんだよ。

近いうちに、死をもって償う時が来ると思います。
でも君には、僕と無関係な世界で強く生きて欲しい。
そんな事を勝手に少し思った。
だけどそういうのは押し付けだし、人の生き死にを勝手に決められない。

僕が嘘の吐き方のURLを教えないのは、僕自身がまだ迷いの中にいるからだと思う。

もしかすると、僕が死んだ後で見て欲しいのかもしれない。
だけど僕は、もう少し、何か新しい事を知りたいような気がするから、
あと数ヶ月は、大丈夫かもしれない。

はっきり言って、僕は君を知りたくない。
それが今の僕の限界です。

だからさよならと書きました。

わかってくれとは言いません。
察してくれとも言いません。
ただ、これ以上僕に関わらないで下さい。
僕を追い詰めないで下さい。
僕の逆鱗に触れないで下さい。

僕は僕を制御できるほどには、強くない。

たぶん、突き刺さる言葉のために

2005年07月29日 23時09分56秒 | 駄文(詩とは呼べない)
たぶん僕は、
突き刺さる言葉を探しているのだと思う
どんな言葉も
僕の中で忘れられていく
僕を通過して
僕の横を通り過ぎて
僕をかすめて
言葉は僕に刺さらない

僕に刺さる言葉を
僕が探すこと自体が
おかしな話かもしれないが
でもきっと、たぶん、ぼくはきっと
そういう痛みを
どこかで探しているのだと思う

言葉が僕を超えて
僕の知らない言葉が
僕の後ろで暴れて
僕はその風に乗せられて
ただぐるぐる回って
巻き込まれてる事も気付かずに
ただただ僕は音楽を聴くように

言葉が時を超えて
僕の知らない言葉が
ただ、僕を紡ぐように
僕の中で暴れるから
だから僕は寒い嵐の夜も
一人でジッと
孤独の唄を歌う

言葉が海を越えて
ただ、向こうに伝わる時も
波紋の動きだけを
ただ、ありのままに眺めるように
みなもの王冠は
ただただ孤独を守る

言葉が
言葉だけが
僕を貫くように

僕が
僕の中だけが
僕の世界であるように

孤独が
孤独な魂が
病んだ時を刻むように

ただ、僕の言葉は
短い時計の内側で忘れられていく

時々、今が見えなくなる

ぼくは、すべてをわすれていく

鎖の無くなりそうな牢獄で

2005年07月27日 06時16分59秒 | 駄文(詩とは呼べない)
閉じこめられている
ずっとずっと閉じこめられている
何故こんなにもどうしようもない世界で
ずっとここにいなくちゃいけないのか。

さっさと死ねばいい
いつもそう思う

だけど
痛いのは嫌だ
苦しいのも嫌だ
つらいのも嫌だ
痒いのも嫌だ
自分を知るのが嫌だ
世界を見るのが嫌だ

全部嫌なことばかりだ
だから僕は楽な死に方を探すよりも
死がなんなのか
それを見つめる
自分の内側にあるって
誰よりも知っているはずなのに。

気が狂いそうなほど
僕は毎日同じ行動を繰り返して
同じ時間に起きて
同じ電車に乗って
同じ店で食事して

俺はこんなにも
餓死するのが怖いのか?

誰かに会うのはいつも怖いのに
いつも同じ部屋で
同じような目をした人たちに
愛想笑いで何を言う?

退屈は病的なほど僕を悩ませる
だけど怖いのは退屈じゃない
他人だ。
そこら中にあるいびつな鏡で
僕はいつも僕を見つめないといけない
僕は鏡がぎゅうぎゅう詰まった赤い箱で
いつも嫌いな自分について考える
爆破して美しい世界が開けるなら
すぐにでも爆破してやるのだけど。

でもそれはきっと、ただの破壊でしかなくって。
僕の望むようなものは何も得られない。

そして僕は何も望んでいない

心も体も精神も社会も蝕まれていく
僕は何を望めばいいだろう

世界はもうすぐ開かれる
開ききって朽ちる
壊れた真珠の瞳で
濁った目をして笑うだけ

世界はもうすぐ
白い闇の中に。

君を僕が呪うから

2005年07月24日 01時51分24秒 | 駄文(詩とは呼べない)
何かを拒否するために、
何かを拒絶するために、
何かから逃れるために、
誰かを批判するために、
誰かを否定するために、
誰かを傷つけるために、
そこから生まれようとする僕の言葉は、

いつも煮えないまま、
熱くならないまま、
どうしようもない暗闇の中から、
冷たい熱を持って産まれるから、
僕は人を罵るための言葉が作られるのを防ぐために、
言語的な考え事から逃れようとして、
部屋にジッとしているのが恐ろしくて、街をふらふらする。

僕はそういう時、多分この世界を憎んでいる。

今日みたいに地震でダイヤが乱れて満員になった電車を爆破すれば、
僕は多少なりとも、
ほんのいくばくかは、
気持ちがスッとするだろう。

それが例えば盲信的なテロリストに似ていても、
僕は普段から犯罪系のニュースを斜めに見ているから、
むしろ誇らしい気持ちになるだろうと思う。

そこまで思っていても、
僕が事件を起こさないのは、
具体的手段が身近に無いからではなくて、
警察や国家権力やシステムが怖いからではなくて、
単に自分の未来が100%の闇に埋まってないからだ。

ほんの一握りでも、
わずかでも、
かすかでも、瞬く光を追い掛けて僕は走る。

だから邪魔するなよ。
君の世界に僕は必要ないはずだよ。
君はどこかで自分を許してる。自分にだけ考えが甘い。

君の幸せを、僕が祝い、
さらに今以上に君に向けて幸せの光を返すような、
そんな都合の良い世界観に、僕が協力するように見えるのか?

頭おかしいんじゃないかな。普通に。
まぁ別にそれで君が満足なら、君の世界では当然の、ふつうの、
人間らしい行為なのかもしれないね。
だけどね、君の世界の不確かな土台は、
僕のような不幸にとり憑かれた人間達の、
死神奴隷によってネジが巻かれていること、忘れたら駄目だよ。
あるいは、全部忘れなくちゃ駄目だよ。

それはいつもいつでも、
君を日常と少し違う奇妙な世界へ導くから。
君を引き込むから。
君を溶かすから。
君を…

窓に映った部屋

2005年07月18日 20時29分26秒 | 駄文(詩とは呼べない)
窓に映った鏡の部屋で
君は幸せの祈りを考える
部屋は君のためにおぼろげな光を捧げる

決して壊れない
決して掴めない
だけども確かにそこにあろうとする
君だけの部屋を そこに映し出す

白い雪のような模様が舞い降りて
君の部屋を暗く白く染めようとしても
君が覗き込んだ部屋は
君だけの明かりをおぼろげに映し出す

日が差して昼が現れて
君の部屋が四角い家で包まれても
そこにある確かな格子の影は
君の輪郭を ゆっくりとなぞるだけ なぞるだけ

なぞるだけ

触れるようで触れない
汚されはしない 洗うことはできない

君は窓に映った自分の部屋で
もう一人の自分と 精一杯わらうだけ わらうだけ

笑うだけ

だけど君がぎゅっと握ったその手には
明日への切符が
しっかりと刻印されたから

だから大丈夫
きっと大丈夫
たぶん大丈夫

それでも君は、窓に映った部屋で
月明かりの部屋で
じっと何かを

消えそうなまなざしで。

2005年07月10日 01時41分21秒 | 駄文(詩とは呼べない)
消えそうなまなざしで。


どう言ったらいいのだろうか。
とても複雑な気持ちだ。
それはもちろん、断言ではなくて、前置きとして。

言葉は誰にも通じないという事は前からわかっていたし
今もわかってる。
理解している、ということではなく。

世界中で誰の言葉が誰にも通じないのではなく、
僕の言葉が誰にも通じなくて、
そして僕は誰の言葉も意味が理解できない。
もちろんそういう可能性はある。
しかしそれは、論点ではなく、むしろ前提条件に過ぎない。
地球シミュレータは天気を予測する、予知はしない、だから予言は出来る。
「明日は、雨が降るでしょう。」
そこには、環境要因という、前提条件が存在する。
二酸化炭素の排出による地球温暖化も、異常気象も、
それらはすべて、連続性によって保証され、
断片化によって、破棄される。
「あの子の吸った煙草の煙で俺は肺ガンになった。」
「あいつの吸った煙草の煙で僕の皮膚が痒い。」
文章はこのように作ることが出来るし、そこには文脈が存在しようとする。

そして僕は、自分自身の書いた文章の意味も、理解は出来ない。

一つ例を挙げよう。

インターネットには、わどBBSというのがある。
teacupがシステム維持していて、「わど(wordblow)」と名乗る人間が借りている、
つまり特定個人が大手から借りただけのレンタル掲示板なわけだが。

そこにある過去ログは、僕にとってとても興味深いものだ。
そしてまた、恐ろしいほどつまらない駄文で溢れた、小さな隅っこの波紋に過ぎない。

過去ログをタイムスタンプ順に読む。
目についたまま、逆順に読んでもいいし、ランダムに読んでもいいだろう。
そして僕は、長い長いとてつもなく長い文章の文脈に、
今の自分の言葉達が、最新記事として投稿した時に、
文脈に繋がりがもてるかどうかを考える。
論理的矛盾を追及すれば全てがバラバラになる。
だから文脈の整合性についての矛盾を考える。
連続性の保証はしないが、連続性については考える。

わど語で言うところの「ポリシー」から来る一貫性と近いかもしれないが
何の関係もないかもしれない。
そもそも僕にはポリシーが無いのだから、ポリシーの意味はわからない。
わど語で言うポリシーも、今となっては もはやわどにも理解出来ない可能性はある。

だけどそれでも僕は、時計の針を戻すため、生まれる前を思い出すため、
世界の外側へ還るため、色々な事を思い出していく。
遠い世界を繋げる一つの記憶が、今をぐにゃぐにゃに橋渡ししていく。

【カッとしたかあ!? そこだっ!  投稿者: わど  投稿日: 6月21日(月)17時39分43秒】
は、かなり興味深い記事である。
そこには「正しさ」という名前の、見えざる敵がチラチラと見え隠れする。
見えはしないはずなのに、何故か見え隠れする。
何故なのか、何故なのか――?
そして印象的な単語、「世界平和」。
一見具体的なようでもあり、そのじつ、つかみ所もない、一度も見たことがない、世界平和。
世界平和ってなんだ、なんなんだ――?

僕はわどの過去に潜り込む。
そして小説の中の世界さえも、現代という名のニュースに蝕まれ、汚されたわどの妄念を考える。
そこにはしばしば、謎の悪が登場する。そして主人公が、存在しようとしてしまう。
僕は時折、奇妙な空間に囚われ邪推し始める。
もしかしてわどは、この空間には善も悪も存在していない事に、
気付いていないのではないだろうか――?
善悪の観念は、正しさという標準や基準やシステム拘束力の中に囚われた人間の、
観念の中にだけ、仮想的に独立して存在する。
判断基準の無い僕の世界には存在していない。
結局は抽象概念にすぎないのだから、もちろん僕には意味がわからない。

だから、幼き日の僕は、ヒーロー番組を見る。
テレビを見る。
箱の中には正義がある。

東京で初めてtakeさんやbyrdieさんに会った時、
夜のファミリーレストランで僕は自分の過去の出来事を語った。
ashという友達についての話、rosaという友達についての話。
そしてsexに対する僕の恐怖心の話を。
その時もわどは唐突にアメリカと世界標準と敵味方について大声で力説した。
一瞬、場の空気が変な色になってみんながわどを見た。
そういえば僕は場の空気を読むことが出来ないと言われた事がある。
TPOがわからないのだそうだ。

【「戦え!」って、なんだかゾクゾクする煽りだなあ  投稿者: わど  投稿日: 6月27日(日)15時52分19秒 】
これもじつに興味深い。
この程度で僕は何かを確信できるほど人を信じてはいないが、
連鎖反応の一つである可能性は否めない。
そして脅えや怯えに敏感に反応してしまう自分についても考える。
明日への恐怖は、今日の麻痺へと繋がる。

【あ、ひさびさー  投稿者: しなたま  投稿日: 6月28日(月)03時35分2秒 】
で、しなたまさんはなにやら大事な事を言おうとしている。
ギンズバーグは一つの通路であると思う。
そこを通ることで、しなたまさんの暗号化変換キーを一つ手に入れる事が出来る。
ギンズバーグ詩集はとても分厚い本で、奇妙な翻訳によって書かれた
原音の失われた本である。
恐らくは原書を読まなければ意味を掬い取る事は難しいだろう。
荒廃した社会の事を、ヒッピー文化の事を、この本から知ることは出来ない。
雰囲気だけは、掴むことも出来るのだけれど。

【そりゃ、わからんさ。  投稿者: わど  投稿日: 7月20日(火)05時48分44秒 】
ここでは珍しく、中心近くからの鈍い音がごうんごうんと響いてきている。
怒りに似た絶望だろうか?もう少し潜る必要があるだろう。
この程度では、色を伝える事は出来ても、意味を伝える事は出来ない。

さて、僕にとってとても重要で、
あるいはどこかの誰かにとって重要で、
そして多くの人にとってどうでもいい事をキチっと書いておかねばならない。
結論を出すことは、もちろん無理なのだけれど。

http://blog.goo.ne.jp/wordblow/e/1564649257f8d2ec4075df7cf3f7c15a
にある、わどが書いた今年のスローガン。
1.あわてない。
2.あせらない。
3.あきらめない。

守ってるのかどうかは知らないが
今年と書いてる以上は2005年の間は心のどっかに留め置いたりはしてるのだろう。

さて、ここでwordblowさんに質問なんだけどよ。
君は以前、
http://blog.goo.ne.jp/wordblow/e/9d3fea79985dd1151cfc51d953203baa
という記事を書いたね。

そして
http://blog.goo.ne.jp/wordblow/e/cb8fd4596de0dd784e415d3b98280c47
こういう記事も書いていたね。

【いまさらですが、止むを得ないgooBlog事情 (わど)  2005-07-05 07:23:17】
「悪意の有無を問わず、記事の内容に関係がないとみなされる二、三のコメントを削除いたしました。
なお、他意のない連絡事項などはメールやBBSにて。 」

お前さ、恥ずかしくないのか?
愛がどうとかごちゃごちゃ言ったり、それがみんなに見られているとか、
そんな領域の話じゃなくてな、
過去の自分の言葉に対して、今の自分の態度が、恥ずかしく無いのか?
お前の文章、ちゃんと生まれた時から死ぬ時まで全部繋がってるのか?
単語よりも細かく分けると意味がわからなくなってしまうと、
俺に力説した、そのイミフなポリシーに、恥ずかしくないのか?

君に答える義務は無い。
答える権利も用意してない。
ここにはルールなんてあるようでない。
あるとしたらお前の頭ん中に、偽善者は嫌いだと言って、
謎の正当化理論を振りかざしながら、
酔っぱらったタクシーの客から財布を盗む程度の正義があるだけだ。

畑中さん、君のこと、どう思うのかね?
「さすがプロのタクシー運転手!」
とか思うのかねぃ?

よくわからないよな。
しょせん、他人だもんな。
他人の言ってる言葉の意味なんて、わかるわけないよな。
金持ちの愚痴を聞かされるタクシー運転手の身にもなって欲しいよな。

でさ、さらに質問なんだけどさ。
http://blog.goo.ne.jp/okina_ro/
言霊の匣【ことだまのはこ】
ってblogを憶えてるか?
もう忘れちまったか?
そこで俺の書いたコメントが消された時、
君は僕になんて言ったのかな?

俺はさ、君のコメントを、削除した事は無いんだよ。
俺はさ、先に君の家を出て行くとは、言わなかったんだよ。
君が出て行けと言ったから出て行ったんだよ。

なぁ、自己愛ってなんだ?
それ、素晴らしいのか?
なぁ、女ってなんだ?
それ、美しいのか?
なぁ、子供ってなんだ?
それ、面白いのか?

いつだか君は、こうも言ったね。
「ほんとシナモンは傷つきやすい。それは十分わかっていたんだが…。
 泣き虫じゃねーぞ、ゴラ~!!
 ぐらい、いってほしかったよ。」
何故、言って欲しかったんだ?
誰に、言って欲しかったんだ?
なんのために、言って欲しかったんだ?

なぁ、俺の言ってる事、わかるか?
俺の書いてる言葉の意味、ちゃんとわかるか?
俺が書き殴ってる駄文のテーマ、通じてるか?

わるいな…、
俺、自分が何書いてるか、いっつもわかんねぇんだ。
お前に解説されたって、女に素敵ですって言われたって、
それがなんなのか、さっぱりわかんねぇんだ。
わりぃな…、、

わかんねぇんだよ。

わからねぇよ…
お前がどこにいるのか、わかんねぇよ。。。

約束の日は来ないかもしれない

2005年07月03日 02時58分34秒 | 駄文(詩とは呼べない)
約束の日を封印する鍵


最近、食欲が落ちている
食べる事に罪悪感を感じる時はまだ良い方で
時々味がわからなくなる

もっと深刻なのは
夜になると物が二重に見えたり
よく見えなくなったりすることかもしれない

そして時々、日本語が外国語のように曖昧な連続音で聞こえたりする

色んな場で様々なきっかけで
感覚が麻痺していく
予感は終わりを告げている

警報は鳴らない。

帰りたいという思いと
もう疲れた、と感じる気持ちが重なると
僕は実家に帰る事よりも
ブラックホールに還る事を思い出す

最近気付き始めた事だけど、
理解や伝搬を諦めると
社会生活は予想以上にうまくいく。
なんとなく時を淡々と過ごして
適当に仕事をして
口座の数値だけが増えていく

一人で部屋に籠もっていると
孤独感とは全く違う感情で泣き叫びたくなる
自分がどうしようもないほど愚かで、惨めで、
しかも他人が怖くて
刺激が怖くて
もう誰にも本音を言うことも
何かを知る事も理解する事もできない、
世界は僕とは全く違う場所で動いていくという事に
絶望感よりも、疲労感が増していく。

線路と電車の間の空間に、僕は時々どうしようもない魅力を感じる
自分の決めた死に方を遂行せずに、
ホームから飛び降りて
激しい痛みの中でバラバラになっていく自分を想像する

エネルギーが弱くなっている
新しさが不足している

だけど僕には、自分の価値を認める理由が一つも無い

考えることと伝えることを止めた時、
僕の体では何が起こるのだろうか

誰にも会いたくない

僕は静けさの中で鍵をかけた。

僕を励ます君の歌

2005年07月02日 22時33分57秒 | 駄文(詩とは呼べない)
もう駄目なのかもしれない
そう思うたび、君の声が聞きたくなる

憬れと苦痛の中でのたうち回る、
僕だけを苦しめるあの子の可愛い声ではなくて

いつも耳元で優しく囁く、君の声が聞きたくなる
それはきっと、僕の弱さなのだと思う

たとえ君の肯定力が
君自身を支えるために用意された
優しい嘘だったとしても
君の声にある優しさは
さわやかさとは全く違うどす黒い領域にあったとしても
君の声は確かに、人を癒す力をもっていたのかもしれない。

今思うと、そんな気がしてくる
当時の僕には、よくわからなかったのだけれども。

君自身が、人を信じられない弱さを持つ事は
僕にははっきりとわかっていたことだし
それは今でも変わらない。
だけど君の人を癒す声は
君の声の力は、君自身の願う世界の響きだから
君自身が嘆く世界の祈りだから
それは僕に、何かが、何かが大事なんだって
そう叫んでいるように思わせる
それが多分、君の魅力の一つなのだと思う

だけど僕は君のように、
自分を言い聞かせて命を削る事、
それが出来なかった
僕は君と違って
女性そのものを憎んでいたわけではなかったから、、

そして僕は、君のように母の愛に育まれて育ったわけではなく、
母の義務感によって育てられたから、
やはり僕には厳しい戒律の中で
誰一人信じることなく、孤独に歩む道しか用意されてないのかもしれない。

だけど君が今も僕の声を願うなら
僕が君の声を願うなら
僕はふたたび、君の瞳の中に宿る光と
君の目の奥で蠢く闇を、
もう一度確かめようかと思う

それはきっと、あの頃とはもう既に違う何かに変わってるんだろう
君の世界が広がり続け
その世界が僕と全くの無縁であることを
僕は今、感じているから。

君の声を思い出そう
君の命を削ろう
そしてふたたび、あの歌を歌おう
乾いた大地を涙で染める、誰にも聞こえない男の歌を歌おう

明日、
そう遠くない明日、
僕は、君に会うために

昨日、
誰も住んでない昨日、
僕は、君に会うために

ほんの少しだけ、今を生きよう。

君の声が聞きたい。
僕は今、そう思っているよ。