嘘の吐き方(うそのつきかた)
人はみんな嘘をついていると思います。僕もそうです。このページが嘘を吐き突き続ける人達のヒントになれば幸いです。
 



自分を殺すことに慣れてしまった
我慢することに慣れてしまった
新しい刺激が無くても惰性で生きていけることを知ってしまった

それでも。

時々、イライラした感情が体から噴き出しそうになって
生きている実感が欲しくて
平坦な道を、平凡な日常を、
破壊したいような、どうしようもない気持ちでいっぱいになる事がある。

多分、もしあと少し、生まれついた環境や、
性格が違っていたのなら。
ほんの少し、過去の選択肢が間違っていたのなら。

僕は犯罪者になっていたんじゃないか?
そう思う時がある。
そう、思える心当たりがいくつもあるし、
そう、思ってしまう。

だけど僕が人でいられるのは。
人間でいられるのは。
人間でありたいと願う心が
少しだけフワフワとした灯りのようにちらつくのは。
影がなりを潜めてちらちらと出そうになるのは。

好きな人が、居るからなんだと思う。

だけど、嫌いになりそうで怖い。

好きな人を嫌いになりそうな時、
破滅的な気持ちになる。
どうしようもない自暴自棄のような、
八つ当たりと近いような、
すべての原因を、イライラした感情を、
まるで好きな人のせいにしたくてしたくてたまらないような、
そんな気持ちになる。

これが依存であるのなら、
僕はきっと自立せねばならない。
何者にも頼ること無く、
すべてを自分で決めねばならない。

だけど、そうするには、
あまりにも、未来の希望が薄すぎる。
生命力が、希薄すぎる。
動物的に、僕の野生の心が弱すぎる。

正直、生きてたってさほど良い事は無い。
それはわかってる。
だけど、このまま生きていて、
絶望的な気持ちになるほど、僕は未来にも、他者にも、
期待してないんじゃないか?

そう、自問自答する。

平らな道を歩いている。
平坦な日常を、ただひたすら、めくらのように歩いている。

このままではダメだ。
僕は、このままではダメになってしまう。

すべての感情が消え失せて真っ白な自分になるほど悟りの境地に達するか、
あるいは。
総合的に、全てが感情になってしまえばいい。

この世界の全てが、感情になってしまえばいい。

そうしたらきっと僕は。

ようやく自殺できるんだと思う。


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