嘘の吐き方(うそのつきかた)

人はみんな嘘をついていると思います。僕もそうです。このページが嘘を吐き突き続ける人達のヒントになれば幸いです。

囁くゴーストに言葉なんか要らないんだよ

2004年08月01日 05時51分37秒 | 駄文(詩とは呼べない)
本当は言葉なんか要らないんだよ
何も言いたくないんだ
どうせ言ってもしょうがないことだし
言って何かが変わるわけでもないし
もうそんな事は語り尽くした

悲劇のヒロインも要らないし
優しい言葉も必要ない

ただ日常があるというそれだけで
それだけでもうそれが苦痛になる

現実が恐ろしくて眠り続けたいのに
かならず朝は来る
なのに明日は来ない

気が狂いそうになる
同じ自分しか居ないという事に

同じ朝が訪れ
同じ自分が居て
いつも自分は人間で

そんな事を何度繰り返してるんだ?

世界よ、飽きないのか?

俺は飽きたよ

だから死にたいんだ

悲劇なんかどうでもいいんだよ

未来が真っ暗でもいいんだよ

ただもう、人間が居て世界が見えて
それだけで恐ろしくなる人は
一体どうしたらいい?

どうしたらいい?

どうしたらいい

したらいい

いい





一度気付いたら、消えない恐怖があるって事、
俺は知ってる。

欲望が嫌いなんだよ

2004年08月01日 05時38分23秒 | 駄文(詩とは呼べない)
欲に満たされ
欲に溺れ
欲だけに振り回されて生きる

そんな生き方じゃ
俺は満足できないんだ

どうしたらいい
どうすれば

無駄
とにかく無駄
全てが無駄

圧倒的な毒が
俺の周りに立ちこめ
俺は何も見えなくなって
座り込む

もう駄目なんだ・・・

痛いとか弱いとか
そんな事
もう言うのも疲れた

追い立てる俺と
追いかける俺と
追いつめる俺と
俺を殺そうとする俺と
必死で逃げる俺と

そんな俺ばかりが
もう俺の中では何百年も果てしない議論を続けていて

出る結論は全て絶望の色に染まっていくんだ

だから俺にはもう手遅れだとしか思えない

どうしたらいい
どうすればいい

何が欲しい
何がやりたい

邪悪な魂が囁き続ける限り
俺の居場所なんてどこにもない

何が欲しい?
何が欲しい?
何が欲しい?

何も要らないよ!!!

太陽の輪の中で

2004年08月01日 05時18分36秒 | 駄文(詩とは呼べない)
毒の回った言葉だけが俺を取り囲んでいた

もう何百回も同じ事だけを考え続けて
俺は疲れていた
眠る事を欲していたが
身体は眠る事を許してはくれなかった

大きな渦の中にいた
目の前に大きな太陽があった

渦の中心にある太陽を見てるつもりだったが
身体はずっと円周を走り続けていた

引力の外に出る事も中心に向かう事も出来なかった

俺は何日も何日も同じ日を繰り返していた

もう俺は考える事が出来ない
もう明日は来ない

そんな事ばかりがぐるぐると駆け巡っていた

笑う事を許されている俺はいつの俺なのか
怒る事ができなくなった俺は離陸できるのか

明日…
明日が来れば…
明日さえ来れば…

時計は見るたびに止まった時を刻み続けていた

無限の牢獄を開く鍵はまだ見つからない

今日はどこへ行こうか