Hanews-はにゅうす

ウィーン歌曲歌手、「はにうたかこ」の毎日のちょっとしたことを書いています

あわせ3回目

2017年06月19日 21時53分39秒 | Weblog

3回目2時間合わせて、持って行ったチーズケーキ食べて、晩御飯のそばカレーいただいて家まで送ってもらいました。

あと2日で何ができるか?明日もう一回ちゃんと楽譜見直そう!

昨日は寝るときに江原さんのラジオみたいなのを聞いてたんですが、

「恐れをもたない人生は幸せだ」みたいなことを言っていて、

本当そうだよなぁ、恐れるということが一番行動範囲を狭めてるなぁって思いました。

最後はみんな同じところへいくのだから、せいぜい恐れることなく、好きなことやっていきましょう。

ということで、今回もまだまだ発展中の私の歌、やりたいことやらせてもらいます。

ヴォルフが日増しに楽しくなってきているので、そのへんがどこまでできるか、自分でも楽しみです。

 

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今回取り上げる作曲家

2017年06月19日 12時20分06秒 | Weblog

シューベルトはよくご存じだと思いますので、

フーゴ・ヴォルフについて少しだけ。

オーストリア×日本の国交150年記念カウントダウンコンサートですから、

オーストリアの作曲家を選んで、その中から作品を歌います。

なので、ヴォルフもオーストリア人というわけですが、

生まれたのはオーストリアの南、現在のスロヴェニア。

ただ、当時はハプスブルグ家の範囲だったし、通った学校もウィーンだし、

住んでいたのも近くだし・・・世間的にもウィーンの作曲家として有名です。

ブラームスなんかは、晩年ウィーンに住んでいたけど、ドイツ人作曲家と言われますよね、違いはどこにあるのでしょう?

さて、そのヴォルフですが、趣味で声楽をするには、ちと扱いずらい作品が多いです。

なので、私も日本の大学を卒業する頃1~2曲手を出した記憶があるだけで、(それだけでも当時はめずらしかった)

ウィーンに行ってからも、授業で扱わないといけなかったので既定の15曲だったかを譜読みしましたが、

その頃は「おもしろくない~」「歌いずらい~」という感じで、まったく魅力を感じとるとこができませんでした。

ヴォルフの記憶といえば・・・

時々ワインを飲みに行っていた村に、彼の家があったということくらいで・・・

もちろん、作曲家の家よりも、ワインのほうが魅力的だったことは言うまでもなく、

せっかくウィーンにいたのに、お近づきになれなかった作曲家の一人です。

で、今回シューベルトも中田喜直の作品だけだと、自分の中できれいすぎて飽きがきそうだったので

どろどろしたのを入れたくて、ヴォルフに20年ぶりに手を出しました。

(実は二度と歌うことはないと思っていました。)

ところが、今回、20年ぶりに手を出してみて、ありゃりゃ?

歌えるっぽいです。ぽいって変な書き方ですが、昔よりずっとよくわかる!

詩の内容も理解できるし、その言葉にあわせた、当時奇妙にも思えた音階や音程がしっくりきます。

あ~この人の曲は、言葉がわからないと歌えない歌なんだわ~と実感しました。

でね、言葉わかると、その言葉どおりにしゃべっていれば歌えちゃったりしてます。

どれくらい深~く、ほじくれてるのかは、もう少し後のお話だと思いますが、

ヴォルフだから歌いにくいという感じはなくなりました。

40代でライン川に身を投げて、その後、精神を病んで(病んだから身を投げたと思うけど)そっち系の病院に入り数年後に亡くなったのは

ロベルト・シューマンでしたが、

同じく40代で、ザルツカンマーグートのトラウン湖に身を投げて、同じくそっち系の病院に入り数年後に亡くなったのが、ヴォルフです。

どっちの作品も、同じ系統の神経質さというか、線の細さを感じます。

ヴォルフが湖に身を投げたのは、オーストリア海ないし、普段はドナウ川でおぼれそうに感じないので・・・かな?

ということで、3回目の合わせ行ってきます。

 

 

コメント (2)
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