Hanews-はにゅうす

ウィーン歌曲歌手、「はにうたかこ」の毎日のちょっとしたことを書いています

最初のタンデム友達

2012年12月19日 22時36分13秒 | Weblog
今日は、20数年前、最初にタンデムをしたアンネリーゼとドイツ語の後3時間以上話こんでいました。

11月のコンサートには来てくれたのですが、何も話せなかったんです。なので、ゆっくり話をするのは20年ぶりくらいです。その間に、彼女は結婚したり、反対に今日聞いて、どう言葉をかけていいやらわからないくらいの悲しい出来事があったり、お互い3時間では話せない、いろいろなことがあったのを確認するだけで、時間の流れを感じます。

今、彼女は仕事もうまく行って、その部署の責任者みたいな感じなので、やりがいもあり、私も知っているご主人になったヨーゼフ君は、水力発電の関係でこれからどんどん意義ある仕事を請け負っていくだろうという話でした。

ありがたかったのは、私がまだ彼女の話し方の癖になれていて、単語でわからないことがあっても、話の流れはわかるというのが、助かりました。ややこしい話も多かったのですが、なんとかついていけました。人間、長い間付き合いがあると、だいたいこっちもわかるし、向こうもなるべく私のわかるであろうドイツ語を使ってくれるので。

でも、あと4日で帰国、次会えるのはまた数年後というのがお互いわかっているので、最後のほうは、どちらも目がうるうるしていて、ちょっと話になりませんでした。

彼女に「アボカドの食べごろを、手をこんな風にして指で押して固さを確認するでしょ。それを教えてくれたのは、はに~だから、アボカド買うと思いだすのよ。」と言われてしまいました。そういえば、ついこの前も誰かにアボカドの食べごろを教えたような…


今日、もう一つおもしろかったのは、お友達と18年前のワインを探して街をさまよったこと。私が買うのではないですが、普段行っても高くて買えない老舗のワインで、そんな古いワインを探してもらうだけでもドキドキします。
案の定1件目のシュテファン寺院前は、スペイン産しかなかったのですが、デリカテッセンでワインをたくさん置いている店を思いつき、そこで尋ねたら、3本(赤・白・甘い)と出てきました。どれも高価なものでしたが、お友達が「どうしても記念に必要だから」と1本購入。自分のものではないけど、まるで自分が買ったかのような気分でした。楽しかった!(この「まるで~のような」を私が宿題の作文でいつも間違って書いていたので、今日特別にその問題を作って、みんなでドイツ語の時間にやりました。もう間違えません!)

そのドイツ語ですが。ドイツ語クラスで単語のクイズ大会をするのですが、みんなそろそろ終わりになって、私が単語には強いことを認識し、先生までそれを認識しているので、今日のクイズ大会は、私だけ一人でチームでした。それでも2位だったので、面目を果たしました。今習っているヨハンナ先生の教え方が、本当に面白くって、見習うべきことがたくさんあります。×単語テスト ○単語クイズ のノリですべて進んでいくので、飽きません。そしてできないことに頭を抱えなくてすんでます。どこまで日本で応用できるかわかりませんが、帰国したらすぐにでも試してみたいと思います。

明日は、午前中にドイツ語の宿題、午後ドイツ語、夜ワインのおじさんたちと試飲会です。まだ行ったことのない「パレー」つまりお屋敷でございます。昔は貴族なり、お金持ちなりが住んでいたと思いますが、今は一部を部屋がししてくれるそうで。私はそういうところにいけるだけで、うれしくてドキドキです。

コメント (4)
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