Hanews-はにゅうす

ウィーン歌曲歌手、「はにうたかこ」の毎日のちょっとしたことを書いています

ウィーンの桜祭り

2008年04月18日 00時58分43秒 | Weblog
今日はウィーンのドナウ川沿いの桜並木で桜祭りが行われていたので行って来ました。


ここは日本から送られた(残念ながらソメイヨシノではないですが)八重桜が、(100本しかないようにみえるけど)1000本あるという場所です。でも数えたけど、どう見ても100本しかなさそうでしたが…

いくつかテントを張って、いろいろな日本の催し物をやっていました。お店も1ユーロ程度の寄付金を払うだけで、お寿司の細まきや味噌汁、お抹茶が振舞われていました。(お抹茶はお茶のお店が出していたのでいただきましたが、細まきはオーストリアの人が作っていました。たぶんこの区の学生の保護者とかだと思うのですが、申し訳ないですが手を出したいとは思いませんでした)



写真は居合い道そして弓道を披露する人です。このほかにも琴の演奏や、なぜか日本の文化だと思われているんでしょうか?コスプレ(すごい人たちがいました!髪の毛ピンクとか、黄色とか)ショーもありました。

またお習字体験や折り紙体験、そして子どもたちむけに紙芝居もありました。ちょうど「したきりすずめ」をやっていました。絵は日本の紙芝居ですが、お姉さんのお話はドイツ語でした。


もちろんこのお祭りはクリスチャン君からの情報で、彼が行きたいから一緒にいってあげた(私は普段はトイレのない所は絶対行かない!)のですが、不思議なことにたくさんの人が来ていたのに、知っている日本語学科の学生はほとんど来ていませんでした。彼曰く「日本語学科の人たちは、こういう日本の催し物や、日本関連の特別講義には、あまり興味を示さないんです。」とのこと。もちろんクリスチャン君にとって日本のこういった催しは大変重要らしく、今日は経済大学の授業をさぼってまで来ていました。

いったい何に興味があるのか?お習字にも、居合い道にも、弓道にもあまり興味を示しません。「なにが見たいの?」と聞いて見たら、「琴の演奏」でした。その次に喜んでいたのが1ユーロで飲める抹茶(そんなに好きならうちで毎回出してあげるじゃん!)そして紙芝居。ちょっとその嗜好が変わってます。

今はまだ植えたばかりで桜の木は小さかったけど、10年後が楽しみな場所になりました。そしてもしここがオーストリアの一番の桜の場所ならば、できればそれまでに、(大阪でハイデルベルクのクリスマス市をドイツから人を呼んでやっているように←これも最近いまいちだけど)もう少し本格的な催しをしてもらえたらうれしいなぁと思います。どこへ協力を求めて、どう動けばそれが実現するのかわかりませんし、主催者の意向もわからず書いていますが、今回の出し物では、ちょっと残念な気がします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする