Hanews-はにゅうす

ウィーン歌曲歌手、「はにうたかこ」の毎日のちょっとしたことを書いています

「NAGOYA展示会」と「シュタイヤーマルク州春祭り」

2008年04月11日 17時25分42秒 | Weblog
昨日は前々から約束していた「Nagoya」の展示会に行ってきました。で、2~3分遅れて行って見たら、クリスチャン君一人。なんで?みんなで約束したはず…ここがオーストリア人なんですわ。手帳に書く所くらいまで見届けないと、約束したことにならない人種のようです。「○○はテスト勉強するからこれなくて、○○が来ないと△△もこなくて」とのこと。タンデム相手のソニアも約束したはずなのに、その時間、授業だったとか。オイオイ!

展示会そのものは、模型の実物大「金シャチ」が一個ど~んとあるくらいで、あとは昔の書物~現在のパチンコポスターや名古屋名物までの展示でした。どれもがほんの少しずつだったので、広く浅くといった内容。

一番???と思ったのは、展示の際に日本人はついていなかったのか?と思ったこと。なぜなら、展示の絵が横に寝ていたり、さかさまだったり。これは失礼だと思うんですけど。まだまだオーストリアと日本は遠いです。ちなみに、クリスチャンが一番うれしそうに見ていたのは、お茶席用の生菓子の蝋模型でした。

さてその後、他の用で再び外出し、カメラを持っていたので帰りにぶらぶらと街の写真を撮りながら帰っていると、市庁舎の前に黒山の人だかり。そう、屋台が開店したんです。なんのイベントだろうとよ~く見てみると、シュタイヤーマルク州(グラーツのあるところ)のワイン&宿泊リゾートの宣伝祭り。どの屋台もワインワインワインです!それもそのほとんどが「シルヒャー」きゃ~~~~~~!

シルヒャーは、私がここへ引っ越してきてすぐに「シルヒャーシュツルム」を飲むために下の怖そうなワイン屋へ入って行く勇気を出させたあのワイン。色がきれいで、ウィーンではほとんど飲めないワインなんです。「シルヒャーワイン街道」なるものがあるんですが、車がないと不可能な地域。だからこういう機会を狙ってシルヒャー好きがわんさかきていました。

あまりに人が多くて、一人で歩いていても大丈夫、一人で飲んでいても大丈夫だったので2件まわりました。1軒目は普通の味で、色はきれいだけど、酸味が立つので、あまり好みではありませんでした。2軒目は、これが美味しくって、ちょっと女性好みの甘味(イチゴの香りだったりする)があり、発泡性があり、色もとってもきれいなんです。


ちょうど隣に立って飲んでいた女性と仲良くなり、その彼氏と、そして彼女のパパ&ママとも仲良くなり、大いに盛り上がってしまいました。パパは「日本人か!僕は中国語をはなせるぞ。」といってわけのわかんないウソの中国語をしゃべりだすし、ママと私は一緒に歌ってるし、めっちゃ面白かったです。

結局、最初の店で1杯、次の店で甘めの1杯、シルヒャーシャンペンを1杯、他の種類を1杯(これはママにおごってもらった)飲んで帰りました。4杯飲んだということは、1リットル飲んだということなので、もう足フラフラ。まっずぐ歩けません。酔っていないふりをするのもしんどかった。案の定帰ったら動けなくて、化粧落とさずそのままひっくり返りました。

実は「明日も3時くらいからここに来るから、一緒に飲もう。家を出る前に電話するわ。」と言われたので電話番号を渡しました。さて彼女もオーストリア人、電話かかってくるかどうか…。かかって来たら飲みに行きます。で、瓶で1~2本次にくるワイン好き夫婦のために買っておきましょう。


コメント (2)
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