Hanews-はにゅうす

ウィーン歌曲歌手、「はにうたかこ」の毎日のちょっとしたことを書いています

フォルクスオパー「マイフェアレディ」9.4.2008

2008年04月10日 05時44分04秒 | Weblog
フォルクスの今年の目玉の一つ、ミュージカル「マイフェアレディ」をドイツ語で見てきました。もちろん標準語のドイツ語と、すごいウィーンなまりのドイツ語のイライザでした。

普段見ているオペレッタのウィーンなまりとは、比べ物にならない、発音さえ聞き取れないような、キョーレツななまりから始まりました。イライザ役のヨハンナ・アロウアウさんは、こちらのミュージカル科を出ていますが、今年はフォルクスで魔笛のパパゲーナ・マリッツァ伯爵夫人の主役男性の妹役・ガラコンサート・屋根の上のバイオリン弾きの姉妹の一人などなど、重要な役柄をどんどん演じています。その美貌だけでなく、バレエ・ダンス・歌・セリフなどどれをとっても他の人以上に「できる」人です。

でも、私は今日配役を見て、ちょっとがっかりしたんです。出来る人なんだけど、彼女の役はどれを見ても惹かれない。私の好みかもしれないので、決め付けたくないんですが、私は魅かれない。一番いいところでも、覚めた目で見てしまう自分がいます。なんなんだろうこれって・・・

彼女を好きなファンもたくさんいるので、やっぱり私の好みに合わないんだろうなぁと思いながら、それでも演出も面白かったし、知ってる曲オンパレードだったし、時々わかるウィーンなまりや、冗談は笑えたし、今日だけじゃなく、もう一度、二度行きたい作品の一つです。

ちなみに、アルフレッド(イライザのお父さん役)が、今回はフォルクスの支配人のマイヤーさんでしたが、(前にタンホイザー80分をやった人)今回も歌あり、踊りありととても面白かったです。この人は舞台の上で、とても癖があるんですが、魅かれるんですよね。

RegieRobert Herzl
BühnenbildRolf Langenfass
KostümeRolf Langenfass
Choreographie nachSusanne Kirnbauer
Choreographie nachGerhard Senft

DirigentDavid Levi
Eliza DoolittleJohanna Arrouas
Mrs. HigginsLouise Martini
Mrs. PearceUlli Fessl
Mrs. Eynsford-HillRegula Rosin
Mrs. Higgins' ZofeManuela Culka
Henry HigginsHerbert Föttinger
Oberst PickeringPeter Matic
Alfred P. DoolittleRobert Meyer
Freddy Eynsford-HillDaniel Strasser
HarryStefan Cerny
JamieJoseph Prammer
ButlerHermann Lehr
コメント (2)
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