Hanews-はにゅうす

ウィーン歌曲歌手、「はにうたかこ」の毎日のちょっとしたことを書いています

ホーフブルグワイン見本市16.11.2007

2007年11月17日 09時09分35秒 | Weblog
今日は本来ならパリに向かって出発していたはずなんですが、ストで中止になったのでとりやめ、かわりにウィーンの王宮での国際ワイン見本市へいってきました。

3時からの会場なのに、2時半についた私たちは、まず39ユーロではなく35ユーロの会員特別券をゲットする為に主催のワイン屋のメンバーズカードを登録し、15分前にはチケットを買い、全ワインのリストと評価のためのボールペンをもらい、グラスを借りて準備していました。

今回は160種類ものワインが、オーストリアを初め、イタリア・スペイン・南アフリカ・チリ・ドイツ・ポルトガル・オーストラリア・フランスなどから出店されていました。

もちろんどれが美味しいかなんてわかるはずもなく、瓶のかわいいブースや、おじさんが話しやすそうなブースに行っては「このワインは何ページにありますか?」と質問し、値段を確認して飲んでいました。

今日飲んだ中で(一番美味しいとはかぎらないけど)一番高いワインはなんと1本111ユーロ。日本円で18000円ですから、日本でいくらになるんでしょう?300円のワインは3千円に化けますから、えっ?うそ?そんなに?って感じです。美味しかったけどとりわけ好みでもなかったです。

南アフリカのワインは残念ながらその土壌の匂いがワインにあり、私が飲める内容ではなかったり、同じ赤ワインでもフランスのそれと、スペインのそれでは味が違ったりするのを比べるのは面白かったし、同じワイナリーの同じブドウの赤と白を比べるのも面白かったです。(赤と白の違いはブドウの皮を剥くかどうかという違いです)

もちろんワインだけでなく、シャンペンや、オーストリア産のシャンペン「ゼクト」と呼ばれるものもあり、フランスにいけなかった分、ここで元とるぞ~って感じで飲んでました。またドイツのフランケンワインのおじさんは「神戸に店があるんだよ~」なんて言って、日本語で盛り上がりました。(でもフランケンワインは好きじゃない。)

そして、もちろん飲み物だけでなく、アルコールのつまみであるチョコレートの出品や、似たようなだからあるのかいろいろな「御酢」の出品もありました。チョコレートはまだ日本に入っていないのですが、チョコにいろいろ混ぜるチョコで、レッドチリのチョコなんてのもありました。辛いけど美味しかったですよ!

そして!時間も7時を過ぎ(すでに4時間飲んでる!)「もうだめだ!酔っ払い寸前だ。うまちゃん甘いデザートワインだけ飲んで帰ろう」と、シュペートレーゼ~アウスレーゼ~ベーレンアウスレーゼまで一通り飲んで帰ろうとした瞬間、あるおじさんが声をかけてきた。「ビール飲んだ?美味しいよ」入り口でビールも出店してたのだけど、私たちは無視してたのですが、そんなこと言われたたら飲まないわけには行きません。グラスを返しに行くおじさんと一緒に飲みに行きました。びっくりしたのは、おじさんが「3時からいたでしょ?ずっと見てたけど、普通のアジア女性は1杯飲んだらひっくり返るのに、なんでこんなに飲めるんだ?」って。見張ってたなぁ!まぁそりゃ空いてる3時からずっといる上に、アジア人合計4人しかいなかったから、目立つのは目立つけど、あっちこっちで飲んでいるのを目撃されていたとは!私たちが美味しいといったのは甘いワインや、外国ワインだったのでお叱りを受け、帰ろうと思っていたのに(もう限界だったのに)オーストリア産の美味しいブースを紹介され、もう2杯飲んでから、千鳥足になっても大丈夫なように暗い裏道を歩いて帰りました。(ここでは日本のように酔っ払ってはいけないのです。社会的に恥ずかしいのです。)

今、夜中12時過ぎ。目が覚めたらベットにひっくり返り、玄関は閉まっていたものの鍵もかけず、服着たまま、化粧したまま寝てました。たしか帰り道「帰ったらラーメン食べよう」っていってたはずなのに…

さて、明日から(この状態でいけるのか?)ハンガリーブタペストとトカイワインの産地トカイ地方へ3泊の旅行に行ってきます。なので「はにゅうす」更新はその後になります。ではまた。おやすみなさい。


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