Dr. 鼻メガネの 「健康で行こう!」

ダンディー爺さんを目指して 日々を生き抜く
ダンジーブログ

桔梗湯 (ごろ寝漢方㉞)

2020-05-06 | ごろ寝漢方

のどが痛いという時にはうがいをしたり、トローチを口に含んだり、鎮痛剤を服用したりすると思います。そんな時漢方薬なら桔梗湯(ききょうとう)を使うことが多いです。お湯に溶かした桔梗湯を冷まして、少しずつ口に含みのどの痛いところに広がるようにしてから飲み込む、というのを繰り返しているうちに痛みが楽になります。生薬の桔梗に膿を出し、痰や咳を抑える働きがあり、甘草には消炎鎮痛作用を期待しているようです。

《保険適応病名》

咽喉がはれて痛む次の諸症:扁桃炎、扁桃周囲炎。

《処方語呂合わせ》生薬は桔梗(ききょう)と甘草(かんぞう)だけですから語呂合わせの必要もありませんね。のどが痛いというだけで他に困る症状がないときなどに試してみてください。全く効(桔梗)かん(甘草)というこてはあまりないと思います。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。