ジムと煙草

　健康に気を使う人は多いようで、ジムに行くといろいろ工夫しながら、熱心に汗をかいている人をみかける。体脂肪や内臓脂肪を減らしつつ、心肺機能も高めようと言う算段らしい。きっと普段の生活にも気をつけているのに違いない。感心感心。

　ところが、汗を流し、ジムの自動扉から外に出ると、椅子で煙草をおいしそうにプカーと吐いているのは、一生懸命ベルトコンベアーの上で歩いていたおばさんではないか。

　健康になりたいのやら、病気になりたいのやら、全く理解に苦しむ。理の通りに行かないのが人間なのでしょうが、運動直後の喫煙というのは、きっと危険に違いない。

　もし動脈硬化の進んでいる人が運動直後に喫煙すれば、酸素をたくさん必要としている心臓などにいく血管がきゅっと締まり、心筋梗塞からあの世へ一直線のような気がする。そのようなことって無いのでしょうか？