胃癌の手術をして無事5年経過し
私の外来を卒業したMさん
数年経過して大腸がんが見つかり
手術をうけた
それほど大きなものでなかったが
少しだけリンパ節転移があったとのこと
そちらも無事に経過していたが
数年後に両側の肺転移が見つかった
それぞれを手術で切除し
画像検査では明らかな転移はない状態となった
その後も抗がん剤治療を継続されていたが
次第に腫瘍マーカーが上昇していった
画像でははっきりしないが
腹膜播種再発と考えられた
肺炎を何度か繰り返し
その都度奇跡的回復をみせつつも
全身状態は次第に悪化していった
回診すると
見せてくれていた笑顔も徐々に少なくなり
最後を迎えた
最初の手術から10年近くが経過している
その後半は癌とともに生きる人生となった
そう
癌は多くの場合
いきなり死を突きつけられる病ではなく
生きていく時間を与えてくれる病といえる
私の外来を卒業したMさん
数年経過して大腸がんが見つかり
手術をうけた
それほど大きなものでなかったが
少しだけリンパ節転移があったとのこと
そちらも無事に経過していたが
数年後に両側の肺転移が見つかった
それぞれを手術で切除し
画像検査では明らかな転移はない状態となった
その後も抗がん剤治療を継続されていたが
次第に腫瘍マーカーが上昇していった
画像でははっきりしないが
腹膜播種再発と考えられた
肺炎を何度か繰り返し
その都度奇跡的回復をみせつつも
全身状態は次第に悪化していった
回診すると
見せてくれていた笑顔も徐々に少なくなり
最後を迎えた
最初の手術から10年近くが経過している
その後半は癌とともに生きる人生となった
そう
癌は多くの場合
いきなり死を突きつけられる病ではなく
生きていく時間を与えてくれる病といえる
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自分が どう
生きたいかに
直結する
医療的判断は
普段を 試される
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3歳で筋ジストロフィーを発症した作者の
五行歌集。
そして3.11で被災し、呼吸器の電源確保に家族が奔走した・・・という話だけで涙が出ます。
突きつけられた時
如何に受けとめ
感じていくか
それによって人生の深みが
変わって行くのかもしれません