中曾根康弘氏が亡くなった。
今日の新聞はこの人の功績が語られている。
目立ちたがり屋だったことは確かだ。
長く首相の座にあったから功罪相半ばする点も
あっただろうと思う。
わたくしは中曾根氏が内閣官房長官に後藤田正晴氏
を起用したことをかなり買っている。
後藤田氏の実像はよく知らないけれど著書を読む
限り、今彼のような側近政治家がいたらなぁと思う。
わたくしもまだ若くて「政治とは何か」が初めて
読んだ著作だが、佐々淳行氏の著作なども含めて
知る後藤田氏の忖度しないで上司であっても直言
する姿勢が好ましかった。
政治の世界のことだから彼もまた功罪相半ばして
いたのだろうとは思うけれど、「異論を言う勇気を
持て」という考えは今の政治に大切なことではないか
と思う。
中曽根氏のご冥福をお祈りします。
何だかこんがらがってしまうなぁ~、ヤバイ!
田中派で中曽根時代の官房長官でしたよね。
事件や事故が多い時代だったと記憶しています。
総理になるまでの野望は無かったのでしょうね。
中曽根氏が靖国参りを出来たのも、中国要人と親交のある後藤田さんの存在があったからだと言われていますよね。
中曽根内閣とって良き右腕でしたね。
って、後藤田さんではなく中曽根さんのお悔やみでした。。。
ご冥福をお祈りします。
砂防会館で何度かお顏を拝見しました。
浅間山荘事件などいろいろな事件がありましたね。
たびたび総理に推挙されたようですが「自分は警察官僚だから総理にはふさわしくない」と擁立の動きをやめさせたと読んだことがあります。
でも「もしもこの政治家が総理になっていたら”国のかたち”は違っていたかもしれない」とまで期待されていたことも事実でしょう。
しかし、政治に詳しくもない人間が言うのもおこがましいのですが、カミソリと怖れられた信念の硬い、切れ者は総理には向いていない様な気がします。(?)
感覚ですが・・・やらなくて良かったのです(笑
いえ、今の時代は当たり前の年齢でしょうか。
政界の風見鶏と言われたことが懐かしいですね。
言ってみれば誰の後ろ盾もなく、総理大臣になったところなんかはすごいと思います。
それでも、特番までやるような人物だったのでしょうか。
2~3日大騒ぎでした。
後藤田さんは、人間的に嫌いな政治家でしたが、
中曽根側近になってからは、正しいことをまっすぐ発言する姿を見て
立派な人だなと思ったのを覚えています。
そういう人は早く亡くなるんですね。
今の政治家に爪の垢を残してほしかったです。
亡くなった方に鞭打つのは失礼ですが、功績ばかりが取り上げられて、負の部分も後世のためにも少しは触れてほしかったと思います。
忖度、おべっか使いの人しか出世できない今の時代にあって「物の言える人」の存在は上に立つ人にとっても大切ですね。