今日ランチに行ってきた。
宴会もできるそこそこ大きいお店なのだけれど駐車場で
テイクアウトの品々をたくさん並べていた。
こんな暑い日に大丈夫なのかと心配になった。
その後喫茶店にも行ったけれど、空いていてオーナーは
手持無沙汰のようだった。
東京もまた感染者が増えてきて「アラート」を出す気配。
コロナウイルスはおいそれとはおさまってくれそうもない。
更に心配なのがこのところの地震の多さである。
それも日本列島の各地方で起きている。
地震は不気味だ。
まだ予知は難しいようだから、突然襲ってくる。
この前なんかアラームがけたたましく鳴って「すぐに地震
がきます!」と言われてもソファから立ち上がっただけ
だった。そしてその時揺れなかったのだ。
スマホの「NHKニュース防災」で調べたら5月31日は
奈良、飛騨、十勝沖、静岡西部の4回、6月1日は飛騨
長野、茨木北部2回、日向灘、そして薩摩半島西方沖4回
の9回もあった。
今日は大隅半島、宮城県、千葉、奄美大島と北から南
までどこでも起きている。
最近岐阜飛騨地方と長野県境でよく起きるようだ。
焼岳噴火の前兆かと言われたけれどそうではないらしい。
飛騨神岡のカミオカンデは地下千メートルにあるという
ことだけれどこのすぐそばが震源地らしい。
昔、飛騨古川の「八ッ三」に泊まって夫の運転で神岡を
通って北陸に抜けたことがあった。
「八ッ三」は「あゝ野麦峠(山本茂実)」で有名な旅館である。
飛騨から信濃の製糸工場へ働きに行く工女たちの
集結地の旅館であった。
神岡は通り抜けただけであったが
「ここが『イタイイタイ病』の元になった神岡鉱山のあった
ところか」と車窓から眺めた記憶がある。
1983年、そこにスーパーカミオカンデ=ニュートリノ観測
装置ができた。
東大小柴教授がノーベル賞を受賞した宇宙線研究所である。
地震国日本ではあるが小さいとはいえ、こんなに各地で
起きているのは気持ちが悪い。
南の方から梅雨入りの便りも聞こえてくる。
これ以上災害が起きないように神にでも佛にでも祈りたい。
東日本大震災の時も微動が数か月続きましたから、良い兆候では無いと思います。
コロナ禍に乗じて良からぬ震災が起きない事を祈る思いです。
野麦峠は若かりき頃、バイクツーリングで通りました。
塩尻峠から野麦峠を越えて高山までくねくねの山道を走りました。
が、あまりによく憶えていないのです。
当時女工達があの道程を雪道のなか、よく歩きましたね。
気象条件では「八甲田山死の彷徨」のような惨事にもなりかねなかった。
時代的にも同じ頃ですよね。
長野と岐阜の県境で群発地震が起きていて穂高連峰では大規模な雪崩や山崩れが発生しているとのこと、道路にも落石、地割れが沢山あるそうです。
小さい地震がここだけではなく列島各地で起きているのは気味が悪いですね。
「八甲田山死の彷徨」(新田次郎)は読みましたが映画を見ていません。
富岡製糸場は良家の子女たちが製糸技術を学ぶために集められたそうですが岡谷に向かった飛騨の女性たちは貧しさから抜け出すためだったようですから悲劇ですね。
それより日本列島の各地で起きていることが不安です。
南の方ではすでに大雨になっていて、コロナが沈静していない今、災害が起きないようにと願うばかりです。