「中央流砂」と「クライマーズ・ハイ」

2021-05-22 09:27:26 | 日々思うこと

昨夜、久しぶりに緒形拳を観た。

松本清張スペシャル「中央流砂」。

なかなかよかった。見応えがあった。

出ていた俳優たちが皆若かった。

緒形拳の作品をもっと見たくなった。

懐かしい。

 

数日前の夕刊が「クライマーズ・ハイ」(横山秀夫)を

取り上げていた。

「日航機墜落事故」そのことを伝えるというのではなく

大きな事故を「どう伝えるか」と苦悩する地元の新聞社の

内部を描いた作品である。

横山は地元上毛新聞の記者であった。

そこで遭遇した「日航機墜落事故」取材の体験

をまとめたものである。

かなり前にキンドルに入れてあったので入院中ベッドの上

で読んだ。

記者という仕事のすさまじさをまざまざと感じた。

 

1985年8月12日、わたくしはお盆休みで子供を連れて実家に

行っていてTVにくぎ付けになってみていた。

思い出しても恐ろしい事故であった。

その8月下旬札幌に行く出張があった。

機内は静かであった。

千歳に到着したとたん一斉に乗客が拍手をした。

皆の気持ちは同じだったのだ。

コメント
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