お昼の準備をしながらチラチラ見ていた情報番組。
あのコメンテーター(名前を知らない)が出てきたので
きっと言うに違いないと思っていたら案の定「おっしゃられた」。
「〇〇さんがおっしゃられたように~~」この人の二重敬語を
聞くと気持ちがざわつく。
先日結婚報告をしていたタレントも「〇〇さんと結婚
させていただくことになりました。」
「誰に?」と突っ込みたくなる。
子供のころ父に教わった例の
”いにしえの昔の武士の侍が 馬から落ちて落馬して
女の婦人に笑われて 赤い顔して赤面し~~”の重言を
ふと思いだした。
無口だった父(母はおしゃべりだった)だがときどき
妙なことを教えた。
己と已と巳との違いを「キ、コ(のこえ)、オノレ,
ツチノト下につき~~」などと。
わたくしは言語学を学んだことがないし、
関西、関東、中部の言葉とアクセントがごちゃ混ぜ人間なので
言葉にはまるっきり自信がないけれど「えッ?」と思う
ことがある。
言葉は時代とともに変化していくものだけれど、まだ「ら」
抜き言葉には引っ掛かるほうだ。
「見れる」という話し言葉をTVの字幕で「見られる」と
直しているから現在は「ら」を抜かないのが通っている
ようだ。偏屈だけれど「行ける」より「行かれる」という
ほうが気持ちが落ち着く。
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先日の関電の会見で「~~してございます」という
お役所言葉が多くて関電もお役所なんだなぁと感じた。
それとも天下りだったりして?