浜のみかん屋

愛媛の美味しい柑橘類を 『浜のみかん屋』 があなたの元へお届けします。

狩江の秋祭り・・・渡行6

2012年11月30日 | 秋祭り
【狩江の秋祭り・・・渡行】

 「牛鬼」が「なごり」をしている時、

「神輿」は「渡行」のために「お借り屋」を立ち上がりました。

 「牛鬼」が橋を渡って、「渡行」に入るまでは・・・前に進む事はできないのです。

 投稿写真は「牛鬼」が橋を渡るのを、じっと待っている様子を撮ったもので~す。

 「神輿」担きの半数以上の人は・・・「牛鬼」が昼食に入った10時から、

「渡行」の始まる午後1時前まで2時間半余りの間、友人・知人の家庭に入り込み、

 飲めや  食えや のお接待を受けて・・・ほろ酔い気分でいま~す。

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狩江の秋祭り・・・渡行5

2012年11月30日 | 秋祭り
【狩江の秋祭り・・・渡行】

 出航する舟の「お払い」を済ました「牛鬼」は、

 これより「なごり」と言う技に取りかかりました。

 投稿写真の手前に写る橋を渡ると・・・

もう~ この地区(本浦区)にはいられなくなります。

 橋の手前まで来ると投稿写真のように「頭」を高く上げ、降りおろしてはバックして、

「まだまだ、この地区からは出ていかないよぉ~」とでも言わんばかりに、

何度も、何度も橋の手前で・・・行ったり来たりして、

 「なごり」おしそうに・・・この地区住民の同情をかき立てま~す。

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狩江の秋祭り・・・渡行4

2012年11月29日 | 秋祭り
【狩江の秋祭り・・・渡行】

 今日も昼から・・・雨が降ってきました。

がっくり~・・・また、採収作業が進みません。

 取りあえず・・・倉庫で採収した果実の選果作業をしていました。

 30日からは一泊二日で「もさくの会(地域づくり事業)」の研修で内子町の石畳を見学に行きま~す。

12月3日はJA東宇和の営農委員会、6日は理事会と師走に入って・・・会議がめじろ押しで~す。

 もっと、天気の日が欲しくって・・・仕方がありませ~ん。

 投稿写真は「五ッ鹿」が舟に乗船して、

今、「渡行」のために・・・出港しようとしているところです。

 沖に進んでいる舟は・・・「角力(すもねり)」を乗せた舟で~す。 
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狩江の秋祭り・・・渡行3

2012年11月29日 | 秋祭り
【狩江の秋祭り・・・渡行】

 各「練り」の乗船が済むと・・・「牛鬼」がやってきて、

「やぁ~えとこい やぁ~えとこい やぁ~えとこい ほん、ほん、いえぇ~い

と言いながら「頭」を出し入れして・・・乗船した舟の「お祓い」を行いま~す。

 投稿写真は「角力(すもねり)」の子供達が乗船した舟に、

 「牛鬼」が「頭」を出しながら「お祓い」をしている様子を撮ったものです。

 「やぁ~えとこい」とは「浜、 ええとこ(良いところ)」

「ほん、ほん、いえぇ~い」は「ほんに、ほんに、良いところ」と言うだと、

 解釈はしていますが・・・これも定かな事ではありま~ん。
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狩江の秋祭り・・・渡行2

2012年11月28日 | 秋祭り
【狩江の秋祭り・・・渡行】

 各「練り」の記念撮影が終わると、順次、舟に乗って・・・狩江湾に出航し、

 午後から「お神輿」が休まれる「御旅所」のある会場へ向かっていきます。

 「どうして・・・このような「海上渡行」を行うかぁ~」と言う疑問ですが、

 父からの話では、

「昔、むかし、「春日神社」に泥棒が入り、「御神体」を含めた金品を盗まれたそうです。

昔は今のように陸上経路が整備されていなく、全ての交通手段は海上輸送でした。

「春日神社」の金品を盗んで海上へ逃げようとした泥棒ですが、

逃走中に大時化(おおしけ)に合い、転覆をする羽目にあってしまったそうです。

海に沈んでしまった「御神体」を「タコ」が拾い上げ・・・無事、「春日神社」へ帰って来た。」と言ういわれがあり、

その恩返しでしょうか・・・全ての「練り」が狩江湾の海上に追う出て、奉納するようになった。」

 と聞いた記憶がありますが・・・定かではありませ~ん。

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狩江の秋祭り・・・渡行1

2012年11月28日 | 秋祭り
【狩江の秋祭り・・・渡行】

 午前10時~11時までは「牛鬼」の昼食タイムに入り、

「お借り屋」前の広場には・・・誰一人、いなくなりま~す。

 そこで、「これだけの観衆が何処へ行ったのかなぁ~」との疑問が生まれますが、

ほとんどの観客は、各家庭に入り込み・・・「食えやぁ~  まぁ! 飲めやぁ~」 の大宴会に突入するのです。

 どの家庭では大皿に盛られた「皿鉢料理」が準備され・・・来客を待っていま~す。

日頃、お世話になっている人への恩返しが主ではありますが、その人の顔見知りも家庭に招き入れ、

 家主としては「あのお客さ~ん 誰だったぁ~」と言うような事が、多々ありま~す。

 こうした「お接待」の習わしは・・・四国八十八カ所巡りの「お接待」の習わしにつながるものではないでしょうか。

 投稿写真は「渡行」前に「お借り屋」前で記念写真を撮っている「お舟組」を撮ったもので~す。
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狩江の秋祭り・・・祭典16

2012年11月27日 | 秋祭り
【狩江の秋祭り・・・祭典】

 投稿写真はプロカメラマン(五味明憲さん)が

「牛鬼」の「切り回し」を撮影している様子を五味さんの後から撮ったもので~す。

 私の写真もアングル的には問題はないと思うのですが、

出来上がった写真は・・・大きな大差が発生しま~す。

 五味さん曰わく、

「『浜のみかん屋』さん 持っているカメラが違うだけですよぉ~」と言っては頂きますが、

 でも・・・や、やっぱりプロの写真はスゴイです。

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狩江の秋祭り・・・祭典15

2012年11月27日 | 秋祭り
【狩江の秋祭り・・・祭典】

 またまた「牛鬼」の決め技である「切り回し」が始まりました。

 なかなか上手に撮れませ~ん。

 デジカメのピントが・・・動く被写体に合わすことが出来ないのと、

シャッターチャンスのタイムラグが発生して・・・思ったアングルが撮れませ~ん。

 昨日の有り難いコメントでは

「写真も文章もサイコーです。 すばらしいで~す。

とくに写真はどれもすばらしいで~す。」と言った頂きましたが、

 閲覧者に「「狩江の秋祭り」の本当の素晴らしさが届いているのかぁ~なぁ~」と思っていま~す。
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狩江の秋祭り・・・祭典14

2012年11月26日 | 秋祭り
【狩江の秋祭り・・・祭典】

 太鼓の音に誘われて、「牛鬼」が広場に出てきました。

 「神輿」担きも「牛鬼」をはやし立て・・・「牛鬼」の一暴れを助長していま~す。

 「そんなに頑張らなくっても・・・良いのにねぇ~  

重たい「牛鬼」を担いで・・・シンドイ思いをするのは、自分達だけなのにねぇ~」と思いますが、

 見る方は楽しくって・・・仕方がありませ~ん。

 これも「男樹」だから・・・我慢するしかないようで~す。
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狩江の秋祭り・・・祭典13

2012年11月26日 | 秋祭り
【狩江の秋祭り・・・祭典】

「牛鬼さ~ん 何時まで休憩を取っているんですかぁ~

早く広場に出てきて、もっと もっと 大暴れをして、私達を楽しませてよぉ~」と言わんばかりに、

 地元の可愛い姉妹が・・・太鼓を叩き始め、「牛鬼」の奮起をあおっていま~す。

 この可愛い姉妹も小学生時代 「こども祭り」で「祭り太鼓」の叩き方を教わった子達で、

今は亡き、上田政雄氏の教え子になります。

 こうした何気ない学校教育から、

故郷の「秋祭り」を愛する気持ちが生まれ・・・伝統が伝承されていくのではないでしょうか。

 平成27年には小学校の統廃合が行われ、狩江小学校がなくなり、

統合されることで複式学級の解消にはなりますが、

 こうした地元に即した教育がなくなりそうで・・・

「教育とは何だろうかぁ~」と言う疑問を感じずにはいられませ~ん。

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狩江の秋祭り・・・祭典12

2012年11月25日 | 秋祭り
【狩江の秋祭り・・・祭典】

 「牛鬼」の駕籠の内部がどの様になっているのかぁ~ ちょっと説明しま~す。

 投稿写真の中央で右手に棒を持って写っているのが、今年の「牛鬼組」の「頭(首使い)」です。

右手に持っている棒が「首木(しゅもく)」というもので、この棒の先に「牛鬼」の「頭(顔)」が付いていて、

 この棒(首木)を押し出すことで、「牛鬼」の「駕籠」から首が伸びてきます。

左右に写っている棒が「担い棒」で・・・左右7名ずつの「牛鬼」の担き手が「駕籠」を担いでいま~す。

 投稿写真からもお解り頂けるでしょうか 

この「担い棒」の所々に「竹」が取り付けられているのがぁ~

 この「竹」を取り付けることで・・・全員の肩の高さを調整して、

「牛鬼」のメンバー全員に均等に加重がかかるようにしているのです。

 ちなみに、この二本の「担い棒」の間を「頭」使いが、「頭」を出し入れするために動き回りま~す

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狩江の秋祭り・・・祭典11

2012年11月25日 | 秋祭り
【狩江の秋祭り・・・祭典】

 「祭典」後の一暴れで・・・疲れきりました。

 「牛鬼」は近くの民家に駕籠を据え・・・その家の「お払い」を済ませると同時に、

 その家庭から出された飲み物で・・・喉を潤し、一服をしながらの休憩タイムを取っています。

 投稿写真は、その時の「駕籠」の内部を撮ったもので~す。
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狩江の秋祭り・・・祭典10

2012年11月25日 | 秋祭り
【狩江の秋祭り・・・祭典】

 「牛鬼」の一暴れが終わり・・・「祭典」の続きである「お供え餅」のお裾分けが始まりました。

「福が訪れますよう 」にと、こぞって撒かれた餅を拾っている様子がお解りでしょうかぁ~

 拾った餅は自宅に持ち帰って・・・取りあえず、神棚にお供えします。

 この餅は・・・日を改めて家族で頂き、家族全員に「福」のお裾分けで~す。

 投稿写真はその様子を撮ったものです。
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狩江の秋祭り・・・祭典9

2012年11月24日 | 秋祭り
【狩江の秋祭り・・・祭典】

 困った事に・・・今日も雨が降ったり止んだりで、

 ろくに採収作業が進んでいきません。

 「今年の天候は・・・冬の寒波が早く訪れそうです 」との長期予測が出ていて、

出来るだけ早く、早生温州・南柑20号の採収作業を進めないと、

年末の晩柑(特にポンカン)の採収の祭に雪が降って、果実を傷める恐れがあり・・・心配しているところです。

 投稿写真は「牛鬼」が得意技の「切り回し」を続けている様子を撮ったもので~す。
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狩江の秋祭り・・・祭典8

2012年11月24日 | 秋祭り
【狩江の秋祭り・・・祭典】

 「切り回し」の回転力が増すと・・・円の遠くになるほどスピードが増し、

とても、とても   そのスピードについて行けなくなり、

 投稿写真のように「駕籠」の前を担いでいる人の白い足が、上がっているのが見えるように、

担い棒にぶら下がるをえなくなりま~す。

 この時、「牛鬼」の大半の重量が、中心軸にいる6人の担ぎ手にかかってしまう状態になり、

当然、この6人の担ぎ手にとっては「う~ う~」と言ったやせ我慢のしどころです。

 但し、回転力が、あればあるほど・・・「駕籠」の中に空気が入り込み、

浮力が発生するので・・・「駕籠」自体が軽くなってきますがねえ~
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