浜のみかん屋

愛媛の美味しい柑橘類を 『浜のみかん屋』 があなたの元へお届けします。

平成20年:秋祭りー牛鬼:春日神社へ集合⑤

2008年10月31日 | 秋祭り
【平成20年:秋祭りー牛鬼】

牛鬼を春日神社の参道の一角にすえたら、
全員で参拝に詣でます。

境内の階段を、頭を先頭に一歩々踏みしめて・・・、
おそろいの黄色いお多福の法被をまとい、
二列に並んで整然と参拝する姿に、
「今日一日、頑張ってくれよ」とお願いするばかりです。

神社内ではすでに御霊移しも無事終わり、
各練りに参加する人達の参拝が順次行われます。

これより各練りが春日神社を後にして、
本浦地区に設置された御借家前の広場にて、
喜んで神様をお迎えするために踊りを披露するわけです。
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平成20年:秋祭りー牛鬼:春日神社へ集合④

2008年10月31日 | 秋祭り
【平成20年:秋祭りー牛鬼】

いざ、春日神社へ

神社への急な傾斜の参道を、
牛鬼のメンバー15名だけで担ぎ上げます。

一人当たり30kg~40kgの荷物を担ぎ上げるのですから、
並たいていのことではありません。

しかも、常に均等に荷重がかかるわけではありません。
なぜなら、何時も平坦な道を歩くわけではないからです。
時としては、
100kg程度の荷重が牛鬼担ぎの肩にかかったりもします。

ゆえに、この苦しみに耐え抜く男気こそ、
男のプライドですし、後に残る達成感ではないでしょうか。

この感覚が忘れられなく、
しんどい思いをしても毎年担ぎたくなるわけです。
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平成20年:秋祭りー牛鬼:春日神社へ集合③

2008年10月30日 | 秋祭り
【平成20年:秋祭りー牛鬼】

何とも言えない緊張感と底冷えのする早朝・・・
肌には鳥肌が立ちます。

腹に巻いたサラシが男の誇りを感じますが、
自分の分身である息子は、ちじみ上って小さくなっています。
何処から来る感情でしょうか・・・
まるで戦場へ向かう兵士のようで・・・

一度でも牛鬼を担いた人にしか解らない
この高ぶった感情・・・

狩江に生まれて、
そして、牛鬼を担げて仕合せです。


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平成20年:秋祭りー牛鬼:春日神社へ集合②

2008年10月30日 | 秋祭り
【平成20年:秋祭りー牛鬼】

まだ誰一人として、御借家の回りにはいません。

籠だけの時に出来るだけ14名の牛鬼担ぎの肩に、
重みが均等に分散するように肩合わせはしましたが、
頭としゅり剣を付け、シロの毛を身にまとうと、
牛鬼はやはり重く、肩に荷い棒が食い込みます。

今日一日の安全運行を願いながら、
御借家の周りを回りながら、悪霊を払い退けます。
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平成20年:秋祭りー牛鬼:春日神社へ集合①

2008年10月30日 | 秋祭り
【平成20年:秋祭りー牛鬼】

牛鬼の籠に、頭としゅり剣そして毛を着せて、
準備万端の準備ができました。

今から御輿のお煎立ちを務めるために、
総勢15名の牛鬼担ぎが籠の中に入ります。

いよいよ、今日一日、我々が中心となるのです。
籠の中で誰にも見られることはありませんが、
男気に見せ所です。

頑張ります。

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平成20年:秋祭りー巫女の舞Ⅱ

2008年10月29日 | 秋祭り
【平成20年:秋祭りー巫女の舞】

当地区における巫女は小学生の3・4年生が務めます。
神聖な神にお仕えすると言うことで、
まだ女性になってない少女が務めるならわしです。

生理が始まった女性がけっして汚いわけではないのでしょうが、
出来うるかぎり、神聖な領域に置いておきたかったのでしょう。
現代の世の中、女性蔑視ともう反発を受けるところです。

今から一昔前まで、
御輿の担ぎ手・牛鬼の担ぎ手・五ツ鹿の踊り手そして御舟組
全ての練りに参加するメンバーはお祭りが始まるまでの1カ月間、
女性の肌に触れてはならないよう
各練りの宿で過ごさなければなりませんでした。
それほど、信仰心が強かったわけです。
今では、それほど厳しく言われませんがねぇ
アハハハハハハハ・・・・・
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平成20年:秋祭りー巫女の舞

2008年10月28日 | 秋祭り
【平成20年:秋祭りー巫女の舞】

宮司による祝詞が上げれれ、玉串を拝礼すれば、
御霊移しの儀式がおこなわれ、巫女による踊りが奉納されます。

いよいよ、神が下界に舞い降りて、狩浜地区を練り歩くのです。
牛鬼が御輿の行く先を払って回り、五ツ鹿や角力・太神楽そして御舟が
踊りを奉納して、神様に喜んで頂くのです。
狩浜地区の繁栄を願い、家内安全を願い、豊作を願いながら・・・
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平成20年:秋祭りー御霊移し

2008年10月28日 | 秋祭り
【平成20年:秋祭りー御霊移し】

早朝6時、本殿内において、
宮司の下、神社総代5名・各区長4名・宮ガラス5名
そして太鼓たたき2名と巫女4名の見守る中
宮ガラス(春日神社をお守りする人)によって、
御輿の扉を開け、春日神社の御霊をお御輿三体に移します。
電燈を消し、神社の扉を閉じ、頭を下げて太鼓を打つ鳴らしながら
「お~~ お~~ お~~」と神をお迎えする儀式は、
何時の時代になっても厳かなものです。
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平成20年:秋祭りー牛鬼:潮ごおり

2008年10月27日 | 秋祭り
【平成20年:秋祭りー牛鬼】 牛鬼のかしら・しゅり剣と毛付け風景

ところ変わって、
本浦地区では、牛鬼の担ぎ手15名が早朝の3時半頃から
各自で身を清め、サラシ姿に身を整えて、
牛鬼組の宿に集合します。

まだまだ暗く、肌冷えのする朝に、
牛鬼担き全員がこれから一日、
神のしもべとしての御清め「潮ごおり」を行った後、
牛鬼の籠に、かしら(顔の部分)と
しゅり剣(尻尾の部分)を付け、
牛の様に「しろの毛」を着せて、
神のしもべとしての準備をします。

準備が済みしだい、春日神社へと牛鬼を担ぎ上げ、
お御輿の巡航する道筋の悪霊を払っていく用意をして、
御霊移しの時をお待ちします。
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平成20年:秋祭りー御舟組:道引き

2008年10月27日 | 秋祭り
【平成20年:秋祭りー御舟組】  道引きの巡航風景

平成20年 10月25日(土)
狩江地区の秋祭りが開始されました。

まだまだ薄暗い早朝の5時
屋形に提灯の明かりを燈し、
御舟組の若集6名と御舟担き8名のメンバーで、
門之脇地区の端から春日神社までの道中を、
三味・太鼓で拍子を取り、
「アイア~・・・アイア~」と歌声を出しながら、
お祭りの朝を住民に知らせるがごとく巡航します。

春日神社まの約600mの距離を1時間をかけて、
ゆっくり、ゆっくりと道引き歌を唄いながら進みます。

情緒ゆたかな曲奏で平安時代の公家行列を想像する様な巡航です。
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秋祭り:狩江小学校ーお祭りごっこ②

2008年10月23日 | 秋祭り
【秋祭り:狩江小学校編】

写真の牛鬼は、今年新たに新調したもので、
この籠は、地域の住民の手によって制作されたものです。

今年、牛鬼の籠を制作した余りの竹で作られてはいますが、
制作日数はかなり・・・かかったと思います。

地域住民の「やさしさと思いやり」がとても感じられて、
「地域に育てられているすばらしい小学校だなあ」と
何時もいつも思います。

巡航の手助けには、狩江小学校のPTA役員ばかりでなく、
大方の保護者が協力していました。
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秋祭り:狩江小学校ーお祭りごっこ

2008年10月23日 | 秋祭り
【秋祭り:狩江小学校編】

今日、10月23日
小雨が時々、降りしきる中、
狩江小学校の活動事業の一環として、
「秋祭り:お祭りごっこ」が行われました。

1・2年生が自分たちで工作したお御輿を担ぎ、
3年生以上の生徒が牛鬼を担いで学校区内を練り歩きました。

沿道には地域の住民がたいへん喜んで見学していました。
一部の住民からは「御花」など渡される人達もあらわれます。
この「御花」の収益金が
子供たちの必要な教材の購入資金に当てられます。

この地域住民の「学校教育に対する思いやり」が深いことを
通観させらせるばかりです。

この先、何年後に小学校の統廃合が決まるのでしょうか。
また一つ、地域の文化が消滅するのではと心配です。
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極早生ー出荷開始⑦

2008年10月22日 | 旬の情報
【極早生みかん出荷】

今回の出荷担当は
『浜のみかん屋』生産担当の大早稔さんです。

大リーグで活躍されている岩村選手の出身である宇和島市から
養子として明浜町に来られ、
畑違いの農業を家業に選ばれたきとくな人です。

趣味として、ソフトバレーをなされています。
全国大会にも参加され、何回か全国優勝を勝ち取られています。

あんたは偉い・・・・   
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極早生ー出荷開始⑥

2008年10月22日 | 旬の情報
【極早生みかん出荷】  投稿写真:とんとん市場

今回の出荷店舗は新潟県の「とんとん市場」です。

この店舗はもう3年のお付き合いになります。

『浜のみかん屋』が立ち上げた当初からのお付き合いで、
たいへん大切にしている店舗です。
店長の中川さんは言葉少ない店長ですが、
人情の厚い、信頼できる人だと思っています。

新潟県の人で「愛媛のみかん」を食べてみたい方は、
「とんとん市場」にて『浜のみかん屋』のみかんをお買い求め下さい。

販売店舗
☆ とんとん市場
  新潟県新発田市荒町1480番地
  ℡ 0254-20-2229
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秋祭り:準備(お舟組⑤)

2008年10月20日 | 秋祭り
【秋祭り:御舟組ーにわか】

御舟組(にわか)の三味の練習風景です。

三味・太鼓と掛け声でお祭り当日の朝(午前5時~)
門之脇地区から春日神社まで屋形を引いて(昔は担いで)
地区の本通りを巡航します。

午後は12時に門之脇集会所を出発して本浦地区へと
踊り子さんを引き連れて渡行しますが、
懐かしいチンドン屋の行列みたいで、
ここ数年、アマチュアカメラマンの良い被写体になっています。

元をただせば、昔は現代のようなカラオケ設備がなかったため、
踊りの演題、全ての曲を三味・太鼓、そして歌謡と
演奏した名残りであるように聞いています。

三味の練習に余念のない方々(地元の有志)のおかげで、
御舟組が維持できているようにおもいます。

お疲れ様です。
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