狩江の秋祭り・・・御霊移し４

【狩江の秋祭り・・・御霊移し】

　「五ッ鹿」の面の向こうに「ホタ」をかぶる三人の中学生がわかりますか。

　今年は三人の「ホタ」がいますが・・・来年は一人だけの「ホタ」になってしまいま～す。

　今の子はどの様に感じているのか・・・計り知れないところがありますが、

自分達の時代は・・・このような赤い着物を一日中着ているのが、

とても、とっても、嫌でいけませんでした。

　ちょうど、反抗期の時と重なっているからでしょうねぇ～。

　投稿写真の三人の「ホタ」の向こうの木の横に立っている白装束の中学生

「お神輿」のお先立ちを務める「宮がらす」で・・・今年から初デビューで～す。

　今まではお父さんが、このお先立ちを長年勤めてきましたが、

「もう～　お帰り（宮入り）の際、

「お神輿」の先頭をきって「春日神社」への石段を駆け上がることが、体に負担が掛かりすぎるよぉ～」と言うことで、

引退され・・・後継者にバトンタッチとなりました。

　これから「狩江の秋祭り」が続く限り・・・少なくとも５０年間はこの役から外れることはできませ～ん。

狩江の秋祭り・・・御霊移し３

【狩江の秋祭り・・・御霊移し】

　「御霊移し」が終わり、拝殿内では「巫女の舞」が奉納されている時間帯、

　投稿写真のように「五ッ鹿」のメンバーもしばしの休息を取っています。

　この「五ッ鹿」は「御霊移し」が行われる午前６時前までには、

すでに「春日神社」境内の中庭にて「五ッ鹿」踊りの奉納がされているのが実態です。

　各「練り」が同時に三カ所（門之脇区・大狩浜区・本浦区）から始動する５時～６時の間には、

全ての「練り」の様子を投稿写真に納めることができず・・・残念なところもありま～す。

　この間に自宅にも帰って、長男（神輿担き）のハッピの帯も結ばなければいけませ～ん。

　今の子は帯の結び方も知らないのが現状で～す。