浜のみかん屋

愛媛の美味しい柑橘類を 『浜のみかん屋』 があなたの元へお届けします。

『浜のみかん屋』解体準備・・・Ⅰ

2023年06月25日 | 旬の情報
【「浜のみかん屋」解体準備】
 『浜のみかん屋』の解体に当たって、今まで使用していたお座敷用(12畳)や寝室に設置していたエアコンが廃棄処分になります。
 まだ新しくてもったいないので、12畳用のエアコンは「もさくの宿」の座敷に、普通のエアコンは嫁のお母さん(95歳)の家に移設することにしました。
 今までは「もさくの宿」に設置していたエアコンは、寝室と茶の間にしかなく、大勢で宿泊される時はエアコンのない座敷に2台の扇風機で暑さを凌いで頂いていました。
 今年の夏から「もさくの宿」の利用客にとっては過ごしやすくなるでしょう。
 本来ならば文化的景観の選定を受けたときから、景観をそこなうであろうと思われる、廃墟になろうとしている「空き屋」を建築科のある大学に斡旋して、学生さんのDYIの実習地として、この狩江地区に呼び込んみ、少しでも「空き屋」が利活用できれば良いと取り組んでいましたが、コロナ渦に見舞われ・・・その企画も中断しています。
 「もさくの宿」とは、狩浜地区においでになられる大学生さんのホームスチェー先として『浜のみかん屋』が「空き屋」を管理・運営に携わっています。
 コロナ渦では・・・感染者の隔離部屋としての利用しかありませんでしたが、コロナ渦も明けたんで出来るだけ早く学生さんをこの狩江地区に呼び込んで、当地区を活気ある地域になるように進めて行こうと思っています
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『浜のみかん屋』解体へ・・・Ⅲ

2023年06月20日 | 旬の情報
【『浜のみかん屋』解体へ】
 築130年ほどの古民家を解体するに当たって・・・どこからか聞き漏れてくる情報でしょうkaか 見知らぬ人達がメモとカメラを持って家の周りをうろついています。
 側に文化的景観保存会のメンバーが同伴していたので、狩浜のだんだん畑のパロラマを見学に来られた観光客だろうと憶測はできますが、ジロジロ見られることになれてない我々にとっては、チョット・・・・
 取りあえず、解体に向けて公共インフラの撤去ならび中止等のお願いを進め始めました。
①水道の一時停止のお願い。
②浄化槽の汲み取りのお願い。
③インターネット回線の移設のお願い。
④電力の配線工事のお願い。
⑤今現在、使用しているクーラーの移設準備(空き屋の利活用でホームスティー先にしている「もさくの宿」に設置して、少しでも快適な宿泊が出来るように・・・
⑥解体に向けて、宮司さんに神棚ならび庭の木々へのお祓い。
まだまだ、しなければ行けないことがあるようですが・・・今のところはこの辺でしょう
 投稿写真はインターネット回線の仮移設をして頂いてる様子を撮ったものです。
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『文化的景観構成要素(井戸)』

2023年06月10日 | 旬の情報
【文化的景観構成要素(井戸)】
 投稿写真の写る「井戸」が景観構成要素に指定され、問題となった「井戸」です
 国の重要文化的景観の構成要素に同意したことが、ここまで大変な事になるとは思ってもいませんでした。
 この「井戸」、現在も飲料用としては通常の水道水を使用していますが、その他の生活用水(トイレ・風呂・洗濯・草花の水やり等)として使用していることが大切なことのようです。
 おかげ様で・・・水道料金は常に基本料金内で済んでいます。
 2018年の西日本7月豪雨では我が家も床下浸水し、座敷の下にある芋坪に豪雨の水が入り込み、排水が出来ない状態となりました。
 芋坪は基礎石と基礎石の間を深く掘ってドロ(土)をたたいて固くし、一年中温度をしない、光が当たらない保存環境を家の中に作り上げた昔の人の知恵だと思いますが、ドロの上に大きな基礎石を乗せた基礎工事なので、水が床下に入り込んだことで基礎石が沈下し始め・・・やがては家の基礎が地震や自らの重みで落ち込みが始まりました。
 ここ数年は屋根亙にずれが起こり・・・雨漏りが激しくなり、バケツを持って走り回る状態です。
 アハハハハ 本当に漫画の世界です
 そのようなことなので、家の基礎工事は「井戸」が埋まらない程度(20~30㌢)の客土をして水害対策をします。
 とりあえず、保存対象となる「井戸」ですが・・・多少の現状変更で一件落着です
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『浜のみかん屋』解体へ・・・Ⅱ

2023年06月05日 | 旬の情報
【『浜のみかん屋』解体へ】
 投稿写真は文化的景観の構成要素として・・・保存の要請があった毛利家です。
 手前に写る白い壁の建物の向こう側がの向こう側が築100年以上の建物ですが、いつ頃建てられたものなのか私には知るよしもない主屋になります。
 この建物を取り壊すと言うので、釜床先生と研究室の学生さんならび高知高等専門学校の北山先生がせめて図面に落として保存しようと、家の外周りから内部(床下)まで測量していました。
 愕いた・・・・・・釜床先生は天井裏まで上がりカメラ撮影に余念がありませんでした。
 今は解体に向け家財道具の撤去ならび廃棄に・・・忙しい思いをしています。
 親父達や自分たちの思い出の品を残すもの、廃棄するものの区別がなかなか出来ずにいます。
 これを機に「終活」に取り組んでいますが・・・難しいもんです
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『浜のみかん屋』解体へ・・・Ⅰ

2023年06月01日 | 旬の情報
【『浜のみかん屋』新築に向けて解体へ】
 文化的景観の構成要素に登録の要請があった毛利家ですが、
農家の後継者として成長した長男が・・・二世帯住宅を建てると言うことで建て替え構想が進んでいます。
 数年前から建て替え業者の選定にモデル住宅の見学会に参加したり、数件のハウスメーカーや近隣の工務店に見積依頼して検討を重ねてきました。
 やっとこのことで建築依頼先も決まり、間取り等もほぼ決まった状態になりました。
 ところが、敷地内にある「井戸」を文化的景観構成要素に同意していたため、
ハウスメーカーから「文化的景観構成要素の「井戸」を傷つけたらいけませんので、基礎工事を考えなければいけませんねぇ~」との問い合わせがあり、急いで西予市の教育委員会に問い合わせをしました。
 市の教育委員会からの回答では「多少の変更は可能です」との返答があり、狩浜の文化的景観選定に御尽力くださった宮本春樹先生(高校の同級生)が文化庁へ「文化財の変更届」を提出する段取りになりました。
 当『浜のみかん屋』の家屋も保存すべき物件に選定されそうになりましたが、将来は家屋の建て替えを計画していたため選定から外して頂いた物件なので、
 解体される前に毛利家を記録に残しておこうと、香川大学の釜床研究室ならび高知工業専門学校の北山先生が来園され、家の測量が始まり後生に残す図面の作成となった次第です。
 投稿写真はその時に手伝いに訪れた吉田高校の建築科の先生と生徒、そして釜床先生と研究室のスタッフです。
 もう直ぐ・・・無くなってしまう家をバックに記念の集合写真です。
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