「牛鬼」が「祭典」の際に集まっていた観客を蹴散らした後は、
「頭」をいっぱいまで伸ばし、「尻剣」を倒して・・・遠心力をつけようとしていま～す。
投稿写真のように観客のみんなが・・・身を縮め、うずくまっているのは、
この「頭」と「尻剣」から・・・身を守ろうとするためで～す。
「祭典」が終わるか否かのタイミングを見計らって、 「牛鬼」が「祭典」の会場へ乱入してきました。
慌てて、宮司さんや巫女達が避難 
投稿写真は、「神輿」担きが「お借り屋」の前に立って・・・必死で防衛している様子を撮ったもので～す。
宮司による「祝詞」が上げられた後は、
ドドン ドドン、ドンドン
」
この地区の「巫女」は、小学３～４年生の女の子が２年間の役目をおおせつかっていましたが、
「巫女はどうして小学３～４年生の女の子なのぉ～
」と不思議に思われますが、
もうすでに亡くなっている親父さんが言うことには、」と教えられました。
今では、とても・・・とても、考えられない事です。
「牛鬼」の折れた「頭」の修理のために時間が掛かり、
暴れ回る時間もさほどなく・・・午前９時、「祭典」の時間が来てしまいました。 「春日神社」の「御霊」が移された「神輿」の前に、 「祭典」の儀式の際には・・・必ず「神輿」担きが回りを囲み、
「牛鬼」に数年ぶりのアクシデントが発生しました。 「首木（首に取り付けられている木）」が折れてしまいました。 急いで「頭」を抱きかかえながら・・・近くの民家へ避難 投稿写真は「牛鬼組」のＯＢが「頭」を抱きかかえながら、 「頭（首）」を出したり引っ込めたりして、暴れ回る「牛鬼」には、
観客を蹴散らした後は、「お借り屋」に納められた「神輿」を守るために、 投稿写真はその様子の一端を掲載していますが、文才のない私には・・・上手に表現が出来ません。
卒業論文のために、取材にきている愛媛大学の学生さん達も おもしろ～い こんな楽しいお祭り・・・経験したことないですよぉ～。」と 「狩江の秋祭り」を肌で感じている様子でした。
「お借り屋」の近くで・・・じっと駕籠を据え、なりを潜め「神輿」の周回を見ていた「牛鬼」が 「神輿」が「お借り屋」に収納されるか・・・否かの時間を見計らって、」と言う掛け声とともに立ち上がり、
観客のみんなは、蜂の巣を突いたように・・・四方八方に逃げ惑っていま～す。 かと言う私も・・・安全地帯まで避難行動をしてのデジカメ撮影になってしまいま～す。
怪我をさせられても・・・一円の徳も得られませんものねぇ～ 触らぬ神に・・・たたり無し
太鼓の軽快な音色と共に、三体の「神輿」が「お借り屋」の回りを駆け回っていま～す。 「神輿」を担きながら・・・全力疾走の気分で走っているのですが、
・・・それほどのスピードが出ているわけではありませ～ん。 投稿写真からも見て取れますが、 本方（「神輿」を肩に担いでいるメンバー）８人の息が合わず、 しっかり担い棒を肩に巻き付けて・・・「神輿」と一体になることが必要なのです。
「神輿」の「お先立ち」を勤めるのは、「春日神社」をお守りする役目の「宮がらす」の一軒、 投稿写真に写る少年が、 今年、初デビューの中学１年生で～す。
若いだけ、駆け出す足が軽やかで、三体の「神輿」が・・・ついて行けてませ～ん。
なにせ、お父さんが歳を取ってから出来た長男ですので・・・中学１年生からのお役目です。 この子が結婚をして、男の子を授かり、「お先立ち」の後継者として育つまでは、
三番「神輿」が、鈴を鳴らしながら・・・気勢を上げ、「神輿」を担ぎながら飛び跳ねていま～す。
それにつられて・・・２番「神輿」も飛びはねて、賑やかな光景となってきました。 三番「神輿」が鈴を鳴らしながら・・・気勢を上げると言うことは、」と言う合図です。 これより「太鼓」の音と共に、「お先立ち」の誘導のもと、
「牛鬼」に導かれて、三体の「神輿」も「お借り屋」前へ集まりました。
「お借り屋」の回りでは、昨日 投稿した「御浜参出８」のように「牛鬼」がお払いの儀式を行っています。
「御浜参出」とは、「「春日神社」の神様が・・・下界である狩浜地区へ詣でに来られるぅ～」と言った意味だと、 本当のところは解っていませ～ん。
いよいよ・・・「御浜参出」の始まりです。 「牛鬼」が「お神輿」の休憩される「お借り屋」の回りを三周しながら、 その儀式とは、「お借り屋」の四隅（東西南北）を通るたびに、 投稿写真のように「頭」を高く上げ、格好良く見せるのが「頭」使いの真骨頂で～す。
如何なものでしょうかぁ～ 綺麗な動作に見えますかぁ～
「お神輿」も「御浜参出」に向けて、「春日神社」から降りて来て、この露地で出番を待っています。 投稿写真のように、この場所で重たい「神輿」を担いだままで・・・じっと待っているのもたいへんなことで、 早く終われやぁ～」と言った声も聞こえて来ます。 この隣では、「牛鬼組」が駕籠を据え・・・お茶などを飲みながら休憩していま～す。 １３日の投稿写真に・・・その様子を投稿していま～す。
今日も明朝からの雨が降って採収作業に出動出来ませ～ん。 ここ二三日、天気が良いものと思っていたら・・・急激な雨が降ったりして、
来週始めあたりからは南柑２０号の採収も開始しなければ・・・品質の良い物が出来なくなり、 投稿写真は「御浜参出」前ので「お借り屋」の中には、
「牛鬼」に払い清められた参道を、三体の「お神輿」が「春日神社」から降りて来ていま～す。 神聖な「御霊」の乗り移った「お神輿」の行く手は、 全て「牛鬼」がお払いをして・・・清めた所しか通ることが出来ませ～ん。 昔から・・・いかに「神々」への信仰が厚かったかが伺い知れますねぇ～。 今では「困ったときの神頼み 
」ぐらいに・・・信仰心が薄れてきているように思われま～す。
